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【痩せる門には福来る】日光を浴びよう! 新型コロナウイルス対策にも効果

日光を浴びて元気な体と心を取り戻そう(写真はイメージです)

【ダイエット王子・工藤孝文の痩せる門には福来る】昨年春から続けてきたダイエット連載も今回でひとまず終了です。少しは皆さまのお役に立てたでしょうか。これまでお伝えしてきたことは簡単に取り組めることばかりです。ぜひ、継続して続けていただければと願っています。

 最終回は新型コロナウイルス対策にもなる日光浴を取り上げます。このごろ、患者さんからは「どうしても家にいるから食べてばかりいて、太ってしまいました」という声を聞くようになりました。「コロナ太り」というキーワードもネット上にあるようでジム通いを自粛したり、ストレスで食べすぎてしまっている方が増えているもようです。

 ただ、最近は、適度な距離を取った上での散歩、外で体を動かすことは推奨されてますね。日に日に暖かさを感じるようになった今、私も患者さんには「日光を浴びること」を勧めています。

 理由としては、日を浴びることでビタミンD生成につながることが大きいです。ビタミンDには細菌やウイルスを殺す作用を持つ「カテリジン」という抗菌ペプチド(タンパク質)を作らせる働きがあります。この物質が体のバリア機能を高め、ウイルスなどの体内侵入を防ぐことに役立ちますが、冬場は紫外線減少のため抗菌ペプチドも減少、抵抗力が弱まっていることで風邪やインフルエンザにかかりやすくなるとされます。

 そこでこれからの季節です。日に日に気温は上昇、ビタミンD生成につながる紫外線量も増加していきます。新型コロナウイルス対策に頭を悩ませている今の時期にこそ日光浴をオススメする理由も分かっていただけると思います。ビタミンDは他にも体内の脂肪量の抑制、がんリスク、心疾患リスクの減少につながることが分かってきました。

 日中の散歩、また働いている方は通勤の時間を利用したり、窓際でランチするだけでも効果がありますよ。食材としてはサケやサンマなどの魚介類、きくらげや干ししいたけなどのきのこ類に含まれていますので、意識して取ってみてください。

 さらにビタミンDには幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの調整機能も備わっています。もともと日本人は外国人と比べてビタミンDが不足しがちで、厚労省は摂取基準値の引き上げを行ったほど。閉塞感を感じる今こそ、ぜひ日光を浴びて、元気な体と心を取り戻しましょう。春はもうすぐです。

☆くどう・たかふみ=福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、糖尿病などの生活習慣病、漢方・東洋医学・ダイエット治療を専門とし、自身も10か月で25キロの減量に成功した。現在は福岡県みやま市の工藤内科でダイエット外来を含めた地域医療を行う。NHK「あさイチ」「ガッテン!」、日本テレビ系「世界一受けたい授業」などテレビ出演、ダイエット・東洋医学に関わる著書多数。最新刊は「医者も驚いた!ざんねんな人体のしくみ」(青春出版社刊)。医師+(いしぷらす)所属。

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