コロナワクチン秋接種を開始 生後6カ月以上、2024年3月まで無料
新型コロナウイルスのワクチン接種=東京都港区で2021年6月21日、手塚耕一郎撮影
新型コロナウイルスワクチンの秋接種が20日、各自治体で始まった。生後6カ月以上で初回接種を終えた全ての人が対象で、無料。オミクロン株の派生型「XBB・1・5」に対応したファイザー製とモデルナ製のワクチンが主に使用される。
接種の期限は、予防接種法の「特例臨時接種」にのっとって国費負担により無料で受けられる2024年3月31日まで。ワクチンの対象年齢は、ファイザー製が生後6カ月以上、モデルナ製が6歳以上だ。インフルエンザワクチンとの同時接種でも問題ないとされている。
24年4月以降の接種について、政府は65歳以上の高齢者など重症化リスクが高い人の場合、季節性インフルエンザワクチンと同じように費用の一部を国の交付金でまかなう「定期接種」に位置づけて、秋冬に1回実施する方向で調整している。定期接種では、費用の自己負担分を補助する自治体もある。【村田拓也】
09/20 09:21
毎日新聞