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生後1カ月の女児死亡 東京高検が父親の上告断念 無罪確定へ

検察庁=金寿英撮影

検察庁=金寿英撮影

 生後1カ月の長女の頭を揺さぶって死亡させたとして傷害致死罪に問われた父親(44)を無罪とした5月28日の東京高裁判決について、東京高検は11日、上告を断念すると発表した。上告期限の12日午前0時を過ぎれば父親の無罪が確定する。東京高検の久木元伸次席検事は「判決内容を十分に検討したが、適法な上告理由が見いだせなかった」とのコメントを出した。

 父親は2017年1月、自宅で長女の頭を揺さぶるなどの暴行を加えて急性硬膜下血腫などの傷害を負わせ、けがが原因の肺炎で死亡させたとして起訴された。強い力で頭を揺さぶられて傷害を負う「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)」が死因かどうかが争点だったが、1審・東京地裁立川支部は「揺さぶる暴行を加えたと認めるには合理的な疑いがある」として無罪とし、東京高裁も支持した。【遠藤浩二】

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