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トヨタがウーブン・シティ着工 次世代の街、異例のチャレンジ始動

 トヨタ自動車は23日、静岡県裾野市で計画する先端技術の実証都市「ウーブン・シティ」の建設に着工した。豊田章男社長は地鎮祭で「未来に向けた歩みを進めていく」と述べた。自動車メーカーが次世代の街づくりや街全体のシステムの運営を手がける異例のチャレンジが始動した。

 トヨタ自動車東日本の東富士工場跡地と、隣接する旧車両ヤードに建設する。広さは70万8000平方メートルあり、東京ドーム15個分に相当する。ウーブンは「織られた」の意で、道が網の目のように織り込まれた街をイメージしている。

 企業や研究者が幅広く参加し、人々が実際に暮らす街で自動運転やロボット、人工知能(AI)などの先端技術を実証する。初期は高齢者や子育て世代など360人程度が住み、将来的にはトヨタの従業員を含む2000人以上が暮らす街にする計画だ。

 トヨタによると現在、工場と旧車両ヤードを解体している。旧車両ヤードのスペースでは3月から、工場跡地では2022年2月から造成・建築工事が始まる予定。【田口雅士】

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