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三菱電機の新入社員自殺 教唆容疑の上司を不起訴処分に 神戸地検「証拠不十分」

神戸地検などが入る庁舎=曽根田和久撮影

神戸地検などが入る庁舎=曽根田和久撮影

 三菱電機の20代の男性新入社員が自殺した問題で、神戸地検は27日、自殺教唆の疑いで書類送検された上司で30代の男性社員について、不起訴処分(容疑不十分)にした。地検は「証拠が不十分で、(自殺をそそのかしたとされる)時期や場所が特定できなかった」としている。

 同社生産技術センター(兵庫県尼崎市)に配属された新入社員は2019年8月下旬、兵庫県三田市内の社員寮近くの公園で自ら命を絶った。教育担当の30代社員から「『死ね』と言われた」などと訴えるメモが現場から見つかり、県警が同年11月、職場でのパワーハラスメントに自殺教唆容疑を適用し、書類送検していた。

 三菱電機は「ご冥福を祈るとともに、遺族に改めておわびします。再発防止に全力で取り組みます」とのコメントを発表した。【韓光勲】

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