750年続く「新春の一服」 奈良・西大寺で大茶盛り

特大の茶わんで抹茶を堪能する参加者たち=奈良市の西大寺で2020年1月15日午前10時29分、梅田麻衣子撮影

特大の茶わんで抹茶を堪能する参加者たち=奈良市の西大寺で2020年1月15日午前10時29分、梅田麻衣子撮影

 奈良市の西大寺で15日、顔が覆い隠されてしまうほどの大きな茶わんで抹茶を味わう「大茶盛(おおちゃもり)式」の初釜が開かれた。茶わんは直径30~40センチ、重さ5キロ前後あり、抹茶をたてる茶せんも特大サイズ。参加者は重さに少し戸惑いながら、新春の一服を味わった。

 750年以上続く伝統行事。鎌倉時代に西大寺を再興した叡尊(えいそん)が、当時は貴重だった茶を丼や水鉢で民衆に振る舞ったことに由来するという。

 同市の琴原愛美さん(30)は夫と生後3カ月の長女と参加。「来年も来て、子供と大きな茶わんを比べて成長を確かめたい」と話していた。【高橋智子】

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