「今年は朝ドラも」福島市長「今後も発信」 野球殿堂入り落選・ゆかりの作曲家古関裕而

福島県出身の作曲家、古関裕而=1952年10月撮影

福島県出身の作曲家、古関裕而=1952年10月撮影

 今年の野球殿堂顕彰者が14日発表され、野球発展の功労者を対象とする「特別表彰」の候補に選ばれていた福島市出身の作曲家・古関裕而(1909~89年)は殿堂入りを逃した。

 古関は全国高校野球選手権の大会歌「栄冠は君に輝く」など、野球関連の曲を数多く作曲。64年東京五輪の開会式で演奏された入場行進曲「オリンピック・マーチ」も手がけた。今年3月30日からは、古関の生涯をモデルにしたNHK連続テレビ小説「エール」が放送される。

 2018年11月には「古関裕而氏の野球殿堂入りを実現する会」(会長・木幡浩福島市長)が発足し、殿堂入りを推薦してきた。

 落選の連絡を受けた古関裕而記念館(福島市入江町)の石川英弥館長は「『今年こそは』と思っていたが、大変残念」と唇をかんだ。木幡市長は「今年は朝ドラ、五輪と古関裕而イヤー。古関氏の功績を広く発信し、今後も殿堂入り実現に向け活動を続けていく」とコメントを出した。【寺町六花】

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