妊娠中の友人を殺して赤ちゃんを奪った女に懲役56年の判決

11月24日、ブラジル・サンタカタリーナ州ティジュカスの裁判所で、世界中から耳目を集める事件の判決が下ったと英Mirror紙などが報じた。被告のロザルバ・マリア・グライム(27)に言い渡された量刑は懲役56年10カ月。彼女は一体何をしたのだろうか。

グライムは昨年8月、妊娠中の友人フラヴィア・ゴディーニョ・マフラさんを「ベビーシャワーを開く」と言って陶器工房の跡地に誘い出し、レンガで頭を殴って殺害。お腹から胎児を盗んだ罪で起訴されていた。

被害者のマフラさんは当時妊娠36週。カッターナイフでお腹を切られ、子宮から赤ちゃんを取り出された後、遺体は陶器を焼く窯に詰め込まれていたという。検視の結果、死因は失血死であったことがわかっている。

THE SUNによれば、グライムは奪った赤ちゃんを抱いて、恋人と共に病院へ駆け込み「そこの道で出産してしまった」と話したという。しかし、話の内容と状況に齟齬があり、不審に思った病院スタッフが警察に通報、事件が発覚した。

恋人は共犯だと思われていたが、彼はグライムが妊娠していると純粋に信じていたという。逮捕、起訴され裁判が行われたが、今年7月に無罪となっていると、前出のTHE SUNは伝えている。

MEAWWによると、グライムは15時間に及ぶ裁判で妊娠や出産後の女性の体がどうなるのかを調べ上げるなど、綿密にマフラさんの殺害計画を立てていたことが明らかになった。

その結果、加重殺人、乳児殺害未遂、遺体隠匿、司法妨害、未成年者誘拐、新生児の権利侵害で有罪となったが、弁護側は判決を不服として控訴する可能性が高いという。

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