体の関係なし「本物のセカンドパートナー」と出会ったのはどこ? 既婚者たちが明かした「職場」よりも生々しい出会い方

「本物のセカンドパートナー」との出会いは…?

「本物のセカンドパートナー」との出会いは…?

 既婚者マッチングアプリ「Healmate(ヒールメイト)」を運営するレゾンデートル(東京都新宿区)が、既婚男女を対象とした「真のセカンドパートナー実態調査2024」を実施。その結果を発表しました。

20代男性の出会いは“令和的”?

 調査は2024年5月31日から6月5日、6月24日から7月16日、全国の20〜59歳の既婚者を対象に、インターネットリサーチで実施。計1万4481人(男性6981人、女性7500人)に予備調査を行った上で、肉体関係なしの「本物のセカンドパートナー」がいた人・いる人を377人を抽出し、有効回答を得ています。

 同社によると、「セカンドパートナー」とは、既婚者男女が妻や夫(ファーストパートナー)と別に持つ“プラトニックな第2のパートナー”という意味を持つ言葉。不倫と違って肉体関係は持たず、その関係は「友達以上、恋人未満」ともいわれます。プラトニックでも「手をつなぐ」「ハグ」までは許すケースが多く、中には「キス」までOKにするカップルもいるようですが、「どこまでOKにするかのラインは人それぞれ」とのこと。今回の調査は、“肉体関係がない関係”と理解している「本物のセカンドパートナー」経験者」を対象に行っているということです。

「本物のセカンドパートナー」が現在いる人・過去にいた人(377人)に「どこで相手と出会ったか」を聞いたところ、「昔からの知人・友人」(35.8%)がトップとなりました。「職場」(35.5%)を僅差で抑える形となっており、友達の延長からセカンドパートナーに発展している様子がうかがえることから、同社は「幼なじみや学生時代の友人が結婚後、セカンドパートナーに変化するケースは考えられるでしょう」とコメントしています。

 性別・年齢別では、20代男性は「職場」の割合が極端に少なく(28.0%)、「昔からの知人・友人」が突出(54.0%)する結果に。同社は「職場におけるコンプライアンス意識が高い、男女をあまり意識せず異性の友人も多いという、令和的な若者の価値観・生活スタイルを反映しているのかもしれません」と分析。さらに、「20代男性がSNS・インターネット、一般のマッチングアプリ/サイトでセカンドパートナーと出会っている割合が突出して高いという点も、非常に令和的といえます」としています。

 一方の女性では、20代・30代で「職場」の割合がやや低く、40代・50代で高くなる傾向がみられました。また、30代女性は「昔からの知人・友人」「SNS・インターネット」の割合が高い結果に。

 これについて、同社は「尊敬できる上司、信頼できる同僚と、体の関係のない『親密な関係』に発展するのは想像できます。最近は年下の部下もよく聞く話です」「乳幼児を抱えて心理的余裕がなかった20代を乗り越え、夫との関係性に満足できず、人生を見つめ直す女性も多いでしょう。その中で『他の既婚男性と交流したい』『でも一線は越えたくない』と考える女性が多い表れかもしれません」としています。

 また、これらの調査結果を受けて、同社は「今はまだ『気持ち悪い』『頭おかしい』などの言葉がネットで飛び交うセカンドパートナーですが、さらに理解が高まっていき、『不倫にならない第3の選択肢』として浸透していくかもしれません。今後の推移に注目です」とコメントを寄せています。

「本物のセカンドパートナー」について、あなたはどう思いますか?

オトナンサー編集部

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