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自分だけお菓子をおごってもらった息子に“遠慮”はない、育児の難しさに悩む母は…

漫画「息子の辞書に“遠慮”の文字はない」のカット=ママーシュカ(mamashka_japan)さん提供

漫画「息子の辞書に“遠慮”の文字はない」のカット=ママーシュカ(mamashka_japan)さん提供

 息子が公園に遊びに行った日の出来事を描いた漫画「息子の辞書に“遠慮”の文字はない」がSNS上で話題となっています。いつも遊んでいる友達と公園に遊びに行った小学4年生の息子。その日は新しいメンバーがおり、その子が「小遣い持ってきたからお菓子買おうぜ」と提案すると、他の友達が遠慮する中…という内容です。作者の女性に聞きました。

ただ注意して終わるのは嫌だった

 この漫画を描いたのは、ママーシュカ(ペンネーム)さん(39)です。普段は主婦として、子育てをしながら漫画を描いています。日々の出来事を漫画にして、インスタグラムに投稿する他、LINEスタンプも作成しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ママーシュカさん「小さい頃から絵を描くのが好きで、一度育児漫画を描き始めたのですが、仕事と家事育児で手いっぱいでなかなか描くことができず、そのままフェードアウトしていました…仕事を辞めて時間ができたのをきっかけに、2020年からインスタグラムに育児漫画を投稿するようになりました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ママーシュカさん「悩みをつぶやくような感覚で漫画に描きました。『他人におごること、おごられることは悪いこと』と認識させてしまうのも違うような気がしたので、ただ注意をして終わらせてしまうのは嫌でした。伝え方によっては息子の素直な部分を摘んでしまうと思い、どう伝えたらいいのか頭を悩ませた出来事でした」

Q.この出来事を知ったときの感想は。

ママーシュカさん「100円以上するお菓子を選んだと聞いて、『ずうずうしいな』というのが私の素直な感想でした。ちなみに、主人は『遠慮してほしい』という意見には反対で、『お友達がいいよって言っていればいいんでは?』という意見でした」

Q.息子さんは、友達におごってもらったことをどう思っていたのですか。

ママーシュカさん「息子は『ただうれしかったし、楽しかった』、それだけのようでした。後々判明したことですが、息子におごってくれた友達も放課後に初めて息子たちと遊べることになり、うれしくて、皆で一緒にお菓子を食べたくてお小遣いを持ってきたそうです」

Q.この後、ご家庭ではどのような結論に至ったのでしょうか。

ママーシュカさん「今回はママ友たちとのやりとりで『小学生のうちはおごり、おごられはやめよう』ということになったので、息子にもそう伝えました。私たちからは、万一、友達との間でお金のやりとりが発生したときは必ず、素直に親に報告してほしいということを伝えました。

それから、主人の『無理におごらせるのは絶対ダメだけど、おごりおごられが悪いことではないと思う』という考えと、私の『少しは遠慮を覚えて』という気持ちも伝えて終わりました」

Q.普段、育児で判断が難しいことがあったときはどう解決していますか。

ママーシュカさん「まずは1人でひたすら考えることが多いです。その後、主人の意見も聞いてまた考えます。ネットで同じようなケースがないか検索してみることもありますが、最終的には自分たちで相談して決めます」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ママーシュカさん「今後も育児漫画を続け、他にもこれまでの仕事のことや外国人の主人の話などの実話漫画も描いていきたいと思っています。あとはもう少し凝った作品作りや、LINEの絵文字や動くスタンプにも挑戦してみたいです」

オトナンサー編集部

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