夏帆さんと太賀さん、一緒に「昼飲みしたい」とある街とは?プライベートから新作映画の裏話までインタビュー!


Lets ENJOY INTERVIEW vol.48



新しいお店を開拓するのが好き。チャレンジしたいタイプです(太賀)
今春は、谷根千などの下町でお散歩をしながら食べ&飲み歩きがしたいな(夏帆)


夏帆さん 太賀さん



―演技派の役者として注目を集める、夏帆さんと太賀さん。同じ事務所で気心の知れた仲だけに息もぴったり。だがおでかけについては、ちょっと意見が異なるようで…。

太賀「新規開拓が大好きです。ちょっと怖そうなお店でも、チャレンジしたいタイプですね。それを機に常連になりたいというよりは、誰かと一緒に行くためのリサーチという感じです」
夏帆「私はちょっと苦手ですね。ただ身近な知り合いが『行って良かった』っていうお店なら間違いないと思うから、そういう情報は欲しいですね。行くお店がいつも決まってきているので、私も新たなお店を開拓したいです」
太賀「あ、だったら今度教えてあげるね」
夏帆「うれしい(笑)!ありがとう!」


―そんな新規開拓にもってこいの街といえば、今月号の特集エリア、新宿。

夏帆「新宿には映画館がたくさんあるので、映画を観に行くことが多いですね。あと『伊勢丹 新宿店』でよくお買い物をします。ただ新宿って、まだまだ雑多で怪しげな感じがありますね。歌舞伎町を歩くときなどはドキドキします(笑)」
太賀「新宿は好きで昔からよく行きます。渋谷や池袋など、ほかの街にはない独特の雰囲気がありますよね。ゴールデン街や新宿二丁目など、建物や街並に古き良き昭和の時代の片鱗が残っていて、そういう部分も好きです。それから、おしゃれなお店よりは、味のある昔ながらの小ぢんまりとしたお店が好み。新宿って、そういうお店も多い気がして、だから新宿で飲むのは大好きです」


―では今、都内で気になる街といえば、

太賀「僕は、谷根千エリア(谷中・根津・千駄木)かな」
夏帆「行ったことある!でも谷根千で飲んだことがないので、いつか飲みに行ってみたいな。私は東京出身なんですけど、東部の方ってあまり出かけたことがないので探索したいです。谷根千のほかには、浅草や人形町に昔ながらの美味しいお店がたくさんあるみたいなので、訪れてみたいですね」
太賀「いいね、今度みんなで行こう!」
夏帆「うん!どうせなら昼間から飲みたいな。といっても、お酒はすごく弱いんです(笑)。でもみんなでワイワイしながら飲む、あの雰囲気が好き。今年は少しでもお酒と仲良くなれるように頑張ります!(笑)」


いま仕事で悩んでいる人にとって応援となるような作品になったらうれしいです(夏帆)
心を開くこと、視野を広げることの大事さみたいなものが伝わればいいな(太賀)


夏帆さん 太賀さん



―映画『きばいやんせ!私』の撮影では、物語の舞台となった鹿児島市南大隅町で、約1ヶ月間の合宿生活を送ったという。

夏帆「基本的に毎日撮影で休みが無かったんです。でも早朝から撮影が始まって、夕方には終了。その後、みんなでご飯を食べて、ちょっとお酒を飲んで、夜10時には寝るっていう規則正しい生活を送っていて、それがなんだか南大隅町らしいといいますか。時間の流れがゆったりなんですよね。普段東京で撮影をしていたらもっと余裕がなくなってしまっているところを、心にゆとりじゃないですけど、ゆったりとした気持ちで現場にいれたのはすごくよかったです」
太賀「それすごいわかる(笑)。凝り固まった東京での撮影のリズムから、自然と南大隅のリズムに変わっていくのがすごい心地良くて。日が昇り出したら目が醒めて、日が沈むころには眠くなるっていう。僕は現地に住む酪農家の役だったので、その感覚が特に役に反映されていると思います」


―太賀さんは、現地の人かと見間違えるほど鹿児島弁が流暢でした。

太賀「そう言っていただけるとうれしいです。方言指導の先生が丁寧に教えてくださって、現場では標準語の使用はNGと決めて練習しました。僕は畜産家の役でしたが、衣装や環境にも助けられましたね。イントネーションだけでは埋まらない部分が多くて、それが何かと言われたら言語化できないんですけど、その土地に住んでいる人の雰囲気ってやっぱりあると思うんで、それをヒントにしながら役作りをしました」


―夏帆さん演じる貴子は、仕事で挫折して投げやりな生活を送っていましたが、実際にご自身が挫折したときはどう乗り越えますか?

夏帆「気合いですかね(笑)。でも私の場合はいつも周りの人に助けられているなとは思います。あと辛いなって思っていてもそういうときに良い現場に出会ったりして。生きていると、どうしようもないことってあるじゃないですか。そこでどうにかしてその場を抜け出そうともがくことでも成長できるのかもしれませんが、同じ場所にいると何も景色が変わらないから、一歩でもいいから違う環境に身を投じるのもありだと思います。そうすると意外なところから解決の糸口が見つかったりしますから」


―本作を通じて伝えたいことは?

夏帆「まず南大隅町の魅力ですね。あと貴子の、あまり世渡りも上手じゃないし、いろいろなことに傷つきながらも、多くの人に出会って影響を受けて自分を見つめ直して成長し、どんどん解放されていく姿。読者の方で、仕事で悩んでいる人のエールになるような作品になれたらうれしいです」
太賀「夏帆さんが言ったとおり、心を開いてみるとそれまであった自分の価値観が良いように転がるときもたくさんあるっていう、視野を広げることの大事さみたいなものが、この作品にはあるのかなって思います。それを普段の日常に置き換えたときに何かが変わっていくし、また自分から変えることもできると思うんですよね」


photo:Mariko Tosa hair&make up:Shoko Narita(for Kaho)、Masaki Takahashi(for Taiga) stylist:Naomi Shimizu(for Kaho)、Ryota Yamada(for Taiga) text:Kei Osawa

夏帆さん シャツ42,120円、パンツ48,600円(ともにサイ/マスターピースショールーム TEL03-5414-3531)




PROFILE&INFOMATION

夏帆

かほ 1991年6月30日生まれ。東京都出身。
小学5年生のときにスカウトをされたのを機に芸能界へ。主演映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』が公開待機中。

太賀

たいが 1993年2月7日生まれ。東京都出身。
2006年にドラマ『新宿の母物語』で俳優デビューを果たすと、翌年のNHK大河ドラマ『風林火山』に出演。現在、映画『あの日々の話』が公開待機中。


ドラマ『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~』

映画『きばいやんせ!私』

やる気を失っていたアナウンサーの貴子(夏帆)は、昔過ごした鹿児島県南大隅町での取材を命じられる。取材には力が入らず適当にこなしていたが、畜産家で同級生の太郎(太賀)や、町の人の仕事に対する姿勢を見るにつけ貴子の心も変化していく。3月9日(土)より有楽町スバル座ほか、全国ロードショー。出演:夏帆、太賀 ほか 配給:アイエス・フィールド

©2018「きばいやんせ!私」製作委員会









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