あのサントリーの緑茶「伊右衛門」が20年の味わいを大幅リニューアル、一体何が変わったのか?

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京都の老舗茶舗である福寿園創業者の名をつけられたサントリーの緑茶「伊右衛門」が初登場から20年を記念して、味わいやパッケージを大幅刷新しました。果たしてどれだけ変わったのかを確かめるべく、リニューアル前とリニューアル後で飲み比べてみました。
伊右衛門 | サントリー
https://www.suntory.co.jp/softdrink/iyemon/
左がリニューアルした伊右衛門で、右はリニューアル前の伊右衛門。ボトルの形状はわずかに変わったものの、大きさはほぼそのままで、どちらも容量は600ml。ラベルはリニューアルによって大きくなっています。

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原材料はどちらも緑茶(国産)とビタミンC、酵母粉末で同じ。カロリーも食塩相当量も同じでしたが、カテキンの含有量はリニューアル後(左)が21~51mg、リニューアル前(右)が6~32mgとなっていました。公式サイトによれば、リニューアルによって使用茶葉が1.5倍になったとのことで、カテキン含有量も増えています。

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中身を見比べるため、透明なグラスに注いでみました。

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見比べてみると、リニューアル後(左)の方がリニューアル前(右)よりも色が少し濃いことがわかります。また、透明度もリニューアル前の方が高く、リニューアル後は少し濁った印象を受けます。

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まずは、飲み慣れているリニューアル前の伊右衛門を飲んでみました。緑茶の香りと苦味が広がり、ほんのりとした甘みを後味に感じます。後味はすっきりしてクセはありません。

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続いて、リニューアル後の伊右衛門を飲んでみると、緑茶特有の渋みが明らかに強くなっていると感じました。甘みよりも緑茶のうま味と香りが強くなっており、リニューアル前よりもしっかりとして飲みごたえのある味に仕上がっている印象。後味はすっきりとしていますが、使われている茶葉が多いためか、リニューアル前と比べるとわずかに粉っぽさが舌の上に残る感覚がありました。

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リニューアルした伊右衛門は2024年3月12日(金)から、全国のスーパーやコンビニエンスストアなどで購入できます。希望小売価格は税別160円です。

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