「ネコの個性は7パターンの性格と行動で分類できる」という研究結果

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ネコの品種や生活環境はさまざまあり、ネコによって性格は大きく変わります。フィンランドにあるヘルシンキ大学の研究チームの研究によれば、それぞれのネコの個性は種によってさまざまで、たった5つの性格と2つの行動の組み合わせで定義できるとのことです。
Animals | Free Full-Text | Reliability and Validity of Seven Feline Behavior and Personality Traits
https://www.mdpi.com/2076-2615/11/7/1991
Seven personality and behaviour traits identified in cats | University of Helsinki
https://www.helsinki.fi/en/news/animals/seven-personality-and-behaviour-traits-identified-cats
Scientists Studied Thousands of Cats And Identified 7 Distinct Personality Traits
https://www.sciencealert.com/scientists-have-narrowed-down-cat-personalities-to-seven-traits
ヘルシンキ大学の獣医学者であるサラ・ミッコラ氏は「イヌに比べると、ネコの行動や性格はあまりわかっておらず、関連する問題や危険因子を特定する必要がありました。ネコの問題行動を減らし、幸福を向上するためには、より多くの理解と手がかりが必要です。ネコの行動に関して最も解決すべき課題は、攻撃性と不適切な排せつに関するものです」と述べています。

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研究チームは、ネコの飼い主を対象として、インターネット上で138問からなるアンケートを公開。アンケートは飼っているネコの性別、年齢、種類、毛色、主な問題行動などを記入するもので、ネコの飼い主は一度回答してから一定時間が経過した後に、もう一度アンケートに回答する必要がありました。
研究チームは、最終的に4316匹のネコについての情報をアンケートで回収することに成功しました。その結果、ネコの性格を5つ、問題行動を2つに分類することができたそうです。
◆性格
・活動的で遊ぶのが好き
・怖がり
・人間に対する攻撃性
・人間に対する社交性
・ネコに対する社交性
◆問題行動
・トイレを嫌がったり使い方が下手だったりする
・過剰なグルーミング
さらに、ネコの種類によって性格の傾向が変わることもわかったとのこと。研究チームの1人であるハンエス・ロヒ氏によれば、怖がりである傾向が最も強いのがロシアンブルーで、最も怖がりでないのがアビシニアンだったそうです。また、最も活動的なのがベンガルで、逆に最も消極的なのがペルシャとエキゾチックショートヘアでした。

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また、過剰なグルーミングをしがちなのはシャムとバリニーズで、ターキッシュバンは「人間への攻撃性がかなり高く、ネコに対する社交性も低い」ということが判明しました。

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ミッコラ氏は「今回の研究はあくまでもネコの行動に関する情報を収集する上での調査の有効性を示すことであり、ネコの行動分析そのものではありません。それでも今回の調査が、ネコの品種や年齢、性別、健康状態、およびさまざまな環境要因によって、ネコの性格や問題行動がどのように影響を受けるかを考慮できるための有用なツールになります」と述べました。

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