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無料&広告なしで圏外でも使えるオープンソースの地図アプリ「Organic Maps」を使ってみた

無料&広告なしで圏外でも使えるオープンソースの地図アプリ「Organic Maps」を使ってみた - 画像


Googleマップなどの地図サービスは目的地までの道筋を自動で教えてくれる非常に便利なサービスですが、その反面で位置情報の取り扱いがプライバシーを脅かしているという指摘も存在します。「Organic Maps」は世界地図作成に参加できる自由参加型の共同プロジェクト「OpenStreetMap」に基づいた地図をダウンロードしてオフラインで使えるという、オープンソースで無料なサイクリング・ハイキング・ウォーキング向け地図アプリとのことなので、実際に使ってみました。
GitHub - organicmaps/organicmaps: ???? Organic Maps is a better fork of MAPS.ME, an Android & iOS offline maps app for travelers, tourists, hikers, and cyclists based on top of crowd-sourced OpenStreetMap data and curated with love by MAPS.ME founders. No ads, no tracking, no data collection, no crapware.
https://github.com/organicmaps/organicmaps
Organic MapsはiOS版やAndroid版に加えて、Huawei OS版なども配信されています。今回はiPhoneでiOS版を実際に使ってみます。
Organic Maps on the App Store
https://apps.apple.com/app/organic-maps/id1567437057
まずはApp StoreのOrganic Mapsのページで「入手」をタップ。

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画面下側からポップアップが出てくるので、「インストール」をタップします。

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すると自動でダウンロード&インストールが行われるので、「開く」を押してアプリを起動。

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初回起動時は以下のように「位置情報の使用を許可しますか?」と表示されます。許可せずに使用することも可能ですが、許可した場合はマップ上に自分の現在位置が表示されるようになるので、今回は「Appの使用中は許可」を選択。

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初期状態では以下のように、世界地図は全て灰色単色の状態。

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ピンチアウトやズームボタンで画面をズームしていくと、以下のように表示されている地域についてマップデータをダウンロードする許可を求められます。Organic Mapsはインストール時に全世界のデータをダウンロードしているわけではなく、必要に応じて各地域のマップデータを別個にダウンロードするという仕組みの様子。地域ごとのマップデータは数十MBほどあるので、Wi-Fi環境下などであらかじめ地図データをダウンロードしておいたほうが良さそうです。

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東京都の地図データをダウンロードした状態が以下。

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サイクリングやハイキング、ウォーキング向けアプリとのことで、日比谷公園を見てみるとこんな感じ。

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ズームすると案内板や水道、ゴミ箱の位置までキッチリ表示されています。

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一方、ほぼ同じ位置をGoogleマップで表示したものが以下。「第一花壇」が表示されている点は変わりませんが、案内板や水道などの情報はなし。なお、これ以上ズームしても情報量は増えません。

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今度は代表的な登山スポットである富士山を見てみます。Organic Maps側が以下。

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一方、Googleマップではこんな感じで、富士山の南隣に位置する愛鷹山の名称すら表示してくれません。

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また、Organic Mapは等高線も表示可能。画面左下の赤枠部分にあるアイコンをタップして……

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「地形」を選択。

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すると以下のように、等高線が表示されます。

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Googleマップも「レイヤ」の「地形」から等高線の表示が可能ですが、かなりズームしないと表示してくれない上に、等高線が細かすぎてわかりづらい印象。

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ズーム時もOrganic Mapsは以下のように登山ルートや九合目・八合目などのチェックポイントを表示してくれますが……

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Googleマップは目に見えて情報量が少なめ。

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一応Googleマップもズームすることで登山ルートやチェックポイントを表示してくれるものの、表示するためにはかなりズームする必要があるため、「大まかに登山ルートの全体像を知っておく」「複数ある登山ルートを比較する」といった用途には使用できませんでした。

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一方、Googleマップが威力を発揮するのは市街地。例えばOrganic Mapsで東京駅周辺を表示するとこんな感じで、駅ビル内の施設情報はほぼわからない状態ですが……

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Googleマップでは店舗の外形やエスカレーターの位置などまで階層ごとに詳しく表示できる上に、店舗をタップすることで詳細情報も閲覧可能。

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市街地などもOrganic Mapsはビルの名称などを表示するにとどまりますが……

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Googleマップはビルに入っている店舗情報なども教えてくれます。

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また、このほかにもOrganic Mapsでは、ルート検索も可能です。画面左下の赤枠部分にあるアイコンをタップ。

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地図上をタップして到着地を設定することもできますが、駅や店舗を直接指定したい場合には画面下部に「ルートを計画するには到着地点を追加してください」と表示されるので、ここをタップ。

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検索欄が表示されるので、目的地を検索して選択。

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同じように出発地点も追加すると、2点を結ぶルートが表示されます。ただし複数ルートの比較などは行えず、純粋にOrganic Mapsが判断した最適データのみだけが表示される様子。

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画面上部のアイコンから「車」「徒歩」「電車」「自転車」と移動方法を選択することも可能。しかし、電車での移動は以下のように正確な乗換案内などは教えてくれず、例えば新宿駅から東京駅までの電車ルートを検索したとしても「青山一丁目駅で乗り換えで、総移動時間は24分、歩く距離は620m」というくらいしかわかりません。

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また、Organic Mapsでは、虫眼鏡のアイコンから地名・店舗名などの検索も可能。

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ただし、地図データをダウンロードしていない地域の地名や店舗などは検索できないという点には注意が必要で、「富士山」で検索してみたところ、富士山近郊の地図データをダウンロードしていない状態ではすでにダウンロードしている地域にある「富士山」というスーパーマーケットや「富士山の見える店」などしか検索結果に現れず、肝心の富士山本体を検索することはできませんでした。

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「食事場所」などのカテゴリでの検索も可能ですが、検索結果は「現在地からの距離」の順で表示されるようでした。

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