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南極で100年以上前の「ほぼ食べられる」フルーツケーキ見つかる

南極で100年以上前の「ほぼ食べられる」フルーツケーキ見つかる - 画像


南極大陸のアデア岬に位置する南極で最も古い建物の中から、100年以上前のものと見られる「フルーツケーキ」が見つかりました。これを発見したのは南極大陸の冒険者を支援する慈善団体「Antarctic Heritage Trust」の関係者で、ケーキの保存状態は非常に良く、「見た目とニオイからは食べられそう」と話しています。
100 year old fruit cake found in Antarctica's Oldest Building - Antarctic Heritage
https://www.nzaht.org/pages/100-year-old-fruit-cake-found-in-antarcticas-oldest-building
Antarctica Fruitcake Is Over 100 Years Old, and ‘Almost’ Edible - The New York Times
https://www.nytimes.com/2017/08/13/world/europe/fruitcake-antarctica-scott.html
南極大陸のアデア岬には1910年~1913年にイギリスの探検家であるロバート・ファルコン・スコット率いる遠征隊が行ったテラノバ遠征で使われた南極大陸最古の小屋があるのですが、Antarctic Heritage Trustは、2週間かけてこの建物の保全作業を行っていたとのこと。内部からは106年前の探検用品や肉・魚などの食品が見つかりましたが、いずれもひどく劣化した状態だったとのこと。
保存状態の良かったフルーツケーキはイギリスのお菓子メーカーであるHuntley & Palmers製のもので、さび付いたブリキの箱に入ったまま放置されていたそうです。

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包み紙やブリキ箱はひどく劣化していましたが、中のケーキは「見た目とニオイからは食べられそう」と言われるほどキレイな状態で保存されていました。保全プログラムのマネージャーであるリジー・ミーク氏は「劣化の激しいブリキ箱の中から、完全に保存されたフルーツケーキが見つかったことは非常に驚きました。南極大陸においてフルーツケーキは理想的な高エネルギーの食糧であり、現代でも探検家たちに好まれています」と話しています。

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今回発見されたフルーツケーキを含む人工物は、南極特別保護地区(ASPA)の規定に従って、アデア岬遺跡のすべての保全作業が完了したのち、元の場所に戻される予定とのことです。なお、フルーツケーキの持ち主と見られるスコット隊は、南極点到達後の帰路で厳しい天候に見舞われ、凍傷・飢餓などで全滅してしまったことで知られているのですが、このフルーツケーキを持っていれば、結果は変わっていたのかもしれません。