「新NISA」知っていても利用していない人が半数 - 最大の理由は?

ベター・プレイスは4月17日、「新NISA利用状況に関するアンケート 三大都市圏・他地域比較」の結果を発表した。調査は3月7日、全国の20~59歳の男女368名を対象にインターネットで行われた。

NISAの認知度を調査したところ、知っていると答えた人は三大都市圏で58.6%、他地域では42.8%と15ポイント以上の差があった。

NISAを知っている人に利用状況を聞いたところ、「新NISAを利用していない」(旧NISAは利用していたが新NISAは利用していない/以前は利用していたが利用していない/どちらも利用したことがない)と答えた人は、三大都市圏で49.1%、他地域では54.9%だった。旧・新NISAを「どちらも利用したことがない」と答えた人は、三大都市圏では31.1%、他地域では41.6%と10.5ポイントの差があった。

NISAについて「聞いたことはある」という人に、NISAが投資に関する制度であることを認識しているか調査したところ、「知っている」と答えた人は三大都市圏では81.5%、他地域では61.3%という結果に。

NISAを知っていてもこれまで利用したことがない人に、利用しない理由を聞いたところ、「投資に回すお金がないから」が三大都市圏で47.4%、他地域で27.7%と共に1位、また、三大都市圏、他地域共に「特に理由はない」が2位という結果に。

NISAを知っていてもこれまで利用したことがない人に、どのような状況になったらNISAを利用するのか聞いたところ、「給料があがったら」と答えた人が三大都市圏で47.4%と約半数、他地域でも36.2%で共に1位という結果となった。さらに三大都市圏では「利用はしないと思う」と答えた人が2番目に多く、他地域より12.5ポイント高い31.6%だった。また、他地域では「手続きが簡単になったら」利用するという回答が23.4%で2位となり、三大都市圏よりも18.1ポイント高い結果となった。

投資を始めるにあたって必要だと思うことを聞いたところ、「余裕資金」と答えた人が三大都市圏で60.6%、他地域で65.5%と共に1位という結果となった。また、「お金の知識」と答えた人も共に2番目に多い結果に。

お金に関する情報や知識をどのように取得しているか聞いたところ、「インターネット検索」が三大都市圏で48.1%、他地域で46.6%と共に1位となった。「お金に関する情報や知識を取得していない」と答えた人は、他地域が34.1%と三大都市圏の24.0%を10.1ポイント上回る結果となった。

NISAを知っている人に、NISAよりも税制優遇の効果が高い「企業年金」を知っているか聞いたところ、「知っている」と答えた人は、三大都市圏で62.3%、他地域で48.7%と、三大都市圏が13.6ポイント高いことがわかった。

今回の調査により、三大都市圏と他地域との比較で、NISAを知らない人の割合が、他地域は15.8ポイント高く、また、「NISAは投資に関する制度だと知らない」人の割合についても、他地域の方が20.2ポイント高く、地方在住者が、NISAへの関心および資産形成に対する関心が低い傾向にあるということが浮き彫りとなった。同社は「地方在住者が、金融リテラシーが低いということではなく、地方には上場企業やベンチャー企業が大都市圏に比べて少なく、成長企業に投資をして資産を増やすという実感が持ちづらいのかもしれない」と推察している。

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