人気の可愛い動物17選! 魅力や特徴と基本情報を詳しく紹介!

見ていて思わず「可愛い! 」と思ってしまう動物は、世界にたくさんいます。その無邪気な表情や独特の仕草などを見ていると胸がキュンとしていつまでも見ていたくなることも。

犬や猫のように身近な動物だけではなく、動物園や特定の地域でしかお目にかかれない可愛い動物が普段どんな生活をしているのか気になります。

見ているだけで心が癒される可愛い動物たちを集めました。ぜひお気に入りの可愛い動物を見つけてみてください。
【可愛い動物】ミーアキャット

ミーアキャットは、アフリカ南部やサバンナなどに生息するマングース科の動物です。ミーアキャットはオランダ語で湖のネコという意味ですが、実際にいるのは湖の近くではなくどちらかというと乾燥した地帯です。

ミーアキャットは地下に住む性質があり、なわばりの中で地下にトンネルを掘って10~30匹で住んでいます。群れの中でそれぞれ見張り役や赤ちゃんに授乳をするメス、ベビーシッターなどの役割があり助け合って暮らしています。
【可愛い動物】アライグマ

アライグマは見た目はタヌキに似ていますが、タヌキよりもひと回り大きく、長いしましまのしっぽを持っています。物を洗う行動が可愛らしく有名ですが、手先が器用で檻を自分で開けてしまうことも。

原産地は北米の大陸ほぼ全域ですが、日本では農村地帯だけではなく、山間部や都会のビル群などにも生息しています。

好き嫌いなくなんでも食べる雑食性の動物で、木の実や果実、昆虫、エビ・カニ類、卵、魚カエル やトカゲなどの小動物などもエサにします。
【可愛い動物】パンダ

ぬいぐるみのような愛らしい姿が日本でも大人気のパンダ。生息しているのは、中国の四川省や陝西省、甘粛省などですが、日本の動物園でもお目にかかれます。

竹や笹を食べる草食の動物でおっとりしていますが、1頭1日あたり10kg以上食べる大食漢です。日本でパンダに会えるのは3か所だけ。 東京の上野動物園、和歌山のアドベンチャーワールド、兵庫の神戸市立王子動物園です。
【可愛い動物】コアラ

オーストラリアにしか生息していないコアラも、人気の動物です。日本ではいくつかの動物園で見られます。コアラはカンガルーと同じ有袋類の哺乳類動物です。

赤ちゃんを大きさ7ミリほどの極小の状態で産み、袋の中で母乳をあげて育てます。コアラはほとんど水を飲まず、主食はユーカリの葉です。1日の18~20時間は木の上で休んでいて、そのうちの14時間以上が睡眠時間とほとんど寝て過ごす動物です。
【可愛い動物】ウォンバット

ウォンバットもオーストラリア南東部をメインに生息している動物で有袋類です。愛らしい表情が魅力ですが、コアラとは違い木登りはしません。そのため、地上のコアラと呼ばれることもあります。

体長80cm~120cmほどで体重15~35kg、夜行性で丈夫な前足の爪を使って地下に巣を作って生活します。草や木の根っこ、樹皮などを食べる草食性です。内股でゆっくり歩く姿が可愛いですが、実はいざとなると約40kmの速さで走れる能力も持っています。
【可愛い動物】リス

シマリスは、体と同じくらい大きいふさふさのしっぽを持つ動物で、げっ歯目・リス科の動物です。北アジア、北米大陸などに生息しています。日本でも山間部などで野生のリスを見かけることがあります。

シマリスは昼行性。群れで生活していますが、日の出とともに活動を始めて日没になると巣穴に戻ります。木の実だけではなく芽や花、さらに昆虫なども食べる雑食性です。
【可愛い動物】キツネ

昔話や童話にもよく出てくるキツネは、日本では北海道から四国、九州まで、またアメリカやヨーロッパなどにも生息する動物です。

食事は雑食で、ネズミやウサギなどの小動物、鳥、卵や果物などを食べています。また、ヘビや虫、カエルを食べることも。キツネは知能が高いといわれていて、獲物によって狩りの仕方を変えるそうです。
【可愛い動物】モモンガ

大きくてまん丸の目が可愛いモモンガ。日本に生息する種類はニホンモモンガと呼ばれます。リス科の動物で本州から四国、九州に分布。前足首と後足首の間に飛膜を持ち、それを広げて木から木へと空中を移動します。

フクロモモンガであれば雑食なので、昆虫や鳥の卵、果物などを食べます。夜行性で暗い時間帯に活動して樹洞を巣にし、ほとんどの時間を木の上で過ごします。
【可愛い動物】タスマニアデビル

タスマニアデビルは、オーストラリアのタスマニア島だけに生息する動物で、絶滅危惧種に指定されています。世界最大の肉食の有袋類とされ、可愛らしい顔をしていますが鋭い歯と骨を噛み砕いてしまうほどの強靭なアゴを持っているのが特徴。口を大きく開いた姿は、噛み付かれそうに見えることからデビルという名前がついたそうです。

身体能力が高く、泳ぐのが得意です。さらに、時速24kmで最長1時間走り続けることもできます。
【可愛い動物】アルパカ

ヒツジとラクダを掛け合わせたような見た目のアルパカは、ラクダ科の動物でアンデス高原の標高1,000~4,800mあたりに生息しています。イネ科の植物の樹木の葉や樹皮などを食べる草食動物です。

寒さの厳しいところで生活するため、アルパカの毛はウールやカシミアよりも保温効果が高いといわれています。

性格はおっとりした雰囲気そのままで、優しく穏やかです。また、好奇心旺盛な一面もあるため、動物園の人気者。清潔好きで、仲間と共同のトイレの場所が決まっているそうです。
【可愛い動物】タヌキ

つぶらな目が可愛らしい印象を与えるタヌキ。野生のタヌキは日本の北海道から九州まで分布していて、都市郊外や低い山などで生活しています。木の実や野菜、ネズミや カエル、ミミズなどの小動物も食べる雑食性で、一見益獣にも思えますが、人間が出したゴミをあさることもあり害獣になってしまうことも。

実はタヌキは、鳥獣保護管理法で保護された動物のため、許可を取らずに捕獲したり駆除したりすると罰せられる可能性があります。
【可愛い動物】ペンギン

水族館の人気者として知名度が高いペンギンは、ペタペタと歩く姿が可愛い動物です。空は飛べませんが、ペンギン科という鳥の一種です。本来は南半球に生息する生き物で、泳ぎはとても得意。魚類や甲殻類などのエサを捕獲するときはすごいスピードで泳ぎます。
【可愛い動物】カンガルー

コアラやウォンバットと並んでオーストラリアの人気の動物にあげられるカンガルーは、有袋類の動物です。袋の中で育ってきた赤ちゃんが顔を出している親子の姿は微笑ましいもの。

カンガルーは有袋類の中では体が大きい動物ですが、草や葉、木の芽などを食べる草食動物です。10~12頭ほどの群れで生活する習性があり、オーストラリアの草原地帯にいます。日中は木陰で休むことが多く、早朝や夕方〜夜にかけて活発に活動します。
【可愛い動物】シマエナガ

真っ白な体と真ん丸なフォルム、小さなつぶらな瞳が愛らしく、最近注目されている可愛いシマエナガは、北海道にしか生息していません。体長は6cmほどでスズメよりも小さいですが、8cmと体よりも長いしっぽを持つ鳥です。その小ささから、雪の妖精と呼ばれることも。

木の実、樹液のほかにクモも食べます。とても可愛い鳥ですが、捕獲したりペットとして飼ったりすることは禁じられています。
【可愛い動物】ウサギ

動物園だけではなく、小学校などで飼育しているところもあり、比較的身近な可愛い動物のウサギは草食動物です。長い耳は敵の近づく音を素早くキャッチして身を守るためといわれています。また、横についている目は、ほぼ360度を見渡せるそう。

ヨーロッパに生息しているアナウサギが一般化して飼われるようになったとされていますが、日本にいる野生のウサギは種類が異なります。アナウサギは地下にいくつかの穴を掘って、少数の群れで生活します。
【可愛い動物】ハリネズミ

小さな体に丸いつぶらな瞳を持つハリネズミは、ハリネズミ科の動物ですが、モグラと同じ仲間です。とても臆病で、危険を察知すると背中を丸めてトゲトゲの針で全身を防御します。

野生のハリネズミは虫やカタツムリなどを食べる雑食です。夜行性で、エサを探すため一晩で数km~数十kmを移動することもあります。
【可愛い動物】コツメカワウソ

コツメカワウソはカワウソの一種で、東南アジアや中国の南部に分布する動物です。カワウソの中でも体が小さいのが特徴で、日本の水族館でよく飼育されている種類です。河川や湖沼、湿地帯などを好み、10~15頭の群れで暮らします。

魚や甲殻類、カエルなどの両生類を食べますが、丈夫な歯を持っているため、貝殻なども噛み砕いてしまいます。
可愛い動物に会いに動物園へ行こう!

可愛い動物は世界中にいます。動物園では日本に生息していない動物を飼育していることもあるため、珍しい動物や気になった動物がいたら動物園に会いに足を運んでみてください。見ているだけで癒やしを与えてくれて、幸せな気持ちになれることでしょう。

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