『爆上戦隊ブンブンジャー』コラボしてほしい過去シリーズって?「実現したら胸熱」
胸熱過ぎる、過去シリーズとのコラボ
放送中のスーパー戦隊シリーズ『爆上戦隊ブンブンジャー』が、『仮面ライダーガッチャード』との2本立てで映画化されます。2024年7月26日(金)に、『仮面ライダー THE SUMMER MOVIE 2024/仮面ライダーガッチャード&爆上戦隊ブンブンジャー』が公開されることが決定しました。発表されたティザービジュアルでは、「ブンレッド」が「仮面ライダーガッチャード」と並んでいる姿が見られます。
一方、歴代の「スーパー戦隊」作品では、過去の人気戦隊との「共演」もたびたび実現していて、ファンを喜ばせてきました。『爆上戦隊ブンブンジャー』の本編でも今後、過去作品とのコラボがあったら盛り上がりそうです。まず、実際にコラボした、過去作品の例を見ていきます。
『手裏剣戦隊ニンニンジャー』では、イギリスにて魔法を学んでいたという「加藤・クラウド・八雲/アオニンジャー」(演:松本岳)に魔法を教えた先生として、『魔法戦隊マジレンジャー』の「小津翼/マジイエロー」(演:松本寛也)が登場しています。
そして『魔進戦隊キラメイジャー』で実業団所属の陸上選手という設定だった「速見瀬奈/キラメイグリーン」(演:新條由芽)のスポンサーが、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』で主人公たちを支援する「スクラッチ社」だった例もあります。『キラメイジャー』第27話ではスクラッチ社の開発室長として「ゲキレンジャー」をサポートしていた「真咲美希」(演:伊藤かずえ)と、娘の「真咲なつめ」(演:桑江咲菜)もゲスト出演していました。
スクラッチ社は表向きはスポーツメーカーとして活動していたので、陸上選手のスポンサーとなっても不自然ではありません。
最近では、2023年放送の『王様戦隊キングオージャー』と2013年放送の『獣電戦隊キョウリュウジャー』がコラボしています。『キョウリュウジャー』が10周年であり、主人公の「桐生ダイゴ/キョウリュウレッド」(演:竜星涼)の愛称が「キング」で、『キングオージャー』の「王様」というテーマと接点がありました。
それ以外にも『キングオージャー』で後半の敵となった「宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダン」と『キョウリュウジャー』のラスボスだった「蝶絶神デーボス」は、ふたりとも宇宙からやってきた敵で昆虫がモチーフになっているという共通点もあります。それに加えて、『キングオージャー』の舞台となった「チキュー」の祖先が『キョウリュウジャー』の地球の住民だったことが判明し、単なるコラボで終わらず世界観の広がりを見せていました。
『ブンブンジャー』とコラボしそうな作品は?
続いて、『ブンブンジャー』の今後の展開で、コラボしそうな過去の戦隊シリーズを予想してみます。過去の例を見てみると、現行作品に登場する敵か味方のキャラクター、または組織と共通点や関連性がある必要がありそうです。そうなると、まず思い浮かぶのが2024年で20周年を迎える『特捜戦隊デカレンジャー』です。すでに「スーパー戦隊バトルステージ」での共演が決定しており、5月に「和歌山マリーナシティ」にて、『爆上戦隊ブンブンジャーVS特捜戦隊デカレンジャー スペシャルバトルステージ』の上演が予定されています。
『ブンブンジャー』の敵である「大宇宙侵略大走力団ハシリヤン」は宇宙マフィアとして知られています。そうなると、宇宙犯罪者から地球の平和を守るのが仕事である『デカレンジャー』がハシリヤンを捜査対象にしてもおかしくありません。『デカレンジャー』は20周年記念のVシネマ『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』の劇場先行上映を6月に予定しているため、コラボ回があればVシネマを宣伝する意味でも効果があるでしょう。
ほかに、『ブンブンジャー』と同じく車をモチーフとした『激走戦隊カーレンジャー』は敵対する「宇宙暴走族ボーゾック」と、『ブンブンジャー』の敵組織に共通点があり、コラボ相手に選ばれる可能性があります。ボーゾックが悪の暴走族であるのに対し、ハシリヤンも名前から危険運転が問題になる「走り屋」を連想させます。さらにボーゾックとハシリヤンは、どちらも宇宙から来た敵組織だという点も共通しています。
最終的にボーゾックはカーレンジャーと和解して地球で普通に暮らしているメンバーも多いため、再登場するのに特別な理由がいらないのも、コラボのハードルを下げそうです。
(LUIS FIELD)
04/28 06:25
マグミクス