『スパロボ』参戦してほしい「令和ロボアニメ」ランキング 上位にフレッシュな顔ぶれ!

「ガンダム」シリーズからは大ヒット劇場作品がランクイン

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』 (C)創通・サンライズ

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』 (C)創通・サンライズ

 マグミクス編集部は「令和のロボットアニメで『スーパーロボット大戦』に参戦してほしいのは?」と題して、2024年4月4日から4月11日までの期間、読者アンケートを実施しました。総投票数266票のアンケートから、上位3作品を見てみましょう。

●3位:『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(17票)

 3位は、2024年1月26日に公開された劇場作品『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でした。『スパロボ』には欠かせない「ガンダム」シリーズであり、しかもシリーズの劇場公開作品におけるナンバーワン興行収入を更新中の人気作品だけに、当然のランクインでしょう。

 本作について、特に多かったのが『勇気爆発バーンブレイバーン』にちなんだコメントです。「シン・アスカとブレイバーンがどんなからみをするか」「乗り換えでシン・アスカをブレイバーンに乗せたい」など、同じ鈴村健一さんが声を担当する「シン・アスカ」と「ブレイバーン」のコラボレーションに期待する声が集まりました。

【回答者の声】
・近年の『ガンダム』でも特に話題性が高いので。
・戦艦が充実しているから使いたい。
・「マイフリ(マイティーストライクフリーダムガンダム)」がどれだけ強くなるか楽しみ!
・最終的にアグネスが仲間になるのが目に見える。

●2位:『グランベルム』(18票)

『グランベルム』ビジュアル (C)ProjectGRANBELM

『グランベルム』ビジュアル (C)ProjectGRANBELM

 2位となった『グランベルム』は2019年7月から放送されたTVアニメです。上位に並ぶ作品としてはややマイナーかもしれませんが、その内容の強烈さに引かれた人が多いのでしょう。「『スパロボ』参戦でもっと多くの人に知ってほしい」というコメントもうなずけます。

 また『グランベルム』のようなファンタジー寄りのロボットは、『異世界はスマートフォンとともに。2』や『インフィニット・デンドログラム』のような、近年のアニメ業界で多数生まれている「異世界もの」のロボット作品との相性も良さそうです。さらにSDロボットという点でも、『魔神英雄伝ワタル』など意外な作品ともマッチするでしょう。

【回答者の声】
・『ワタル』と『グランベルム』のようなSDデザインのロボ同士の共演が見たい。
・主人公たちが救済されることを望む。
・キャラもロボットもすべてが魅力的!
・これは『スパロボ』に出そうで出ないラインでは?

●1位:『勇気爆発バーンブレイバーン』(29票)

『勇気爆発バーンブレイバーン』ビジュアル (C)「勇気爆発バーンブレイバーン」製作委員会

『勇気爆発バーンブレイバーン』ビジュアル (C)「勇気爆発バーンブレイバーン」製作委員会

 1位は、2024年1月から放送されたTVアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』でした。春クールの新作アニメでは、有数の話題作だっただけに納得の順位ではないでしょうか。実際に本作はすでにスマートフォン版の『スパロボ』に参戦しており、ブレイバーンと他作品キャラクターとのからみや戦闘アニメーションが大きな話題を呼びました。大方の予想通り『スパロボ』映えはバッチリ。それだけに家庭用ゲームでの参戦、およびアニメ同様の大暴れに期待が募ります。

【回答者の声】
・ロボットものにそれほど興味ない自分でもハマれた。大張正己監督を筆頭に、制作者サイドの熱の入りようが視聴者にガンガンに伝わってくるのが最高でした。
・大張正己ロボだから。
・令和のロボットアニメで唯一観た作品。
・イサミは『スパロボ』世界でどんな酷い目にあうんだろう。
・『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とともに近年のロボットアニメのジャンルをけん引した話題作なのでいずれ出るでしょう。

●GWに人気エピソードを観直してみよう

 4位には『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(16票)や5位には『ゲッターロボ アーク』(13票)と歴史あるシリーズの作品がランクインしました。3位の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』もシリーズものでしたが、逆に考えると、トップ2が新規の作品だったのは令和にも新たなロボットアニメの人気作が生まれている証拠といえます。

 さて、家庭用の『スパロボ』で直近の作品となる『30』が発売されたのが2021年10月のこと。それから2年半以上経ちます。来たる新作では、令和のロボットアニメが多く参戦し、フレッシュな活躍を見せてくれるのを期待しましょう。

(はるのおと)

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