ドレミコレクション「Z900RS Mk.2 Style外装セット」 着せ替えシリーズ初インナータンク無し・スチールタンクを採用した理由とは?
ドレミコレクションは、カワサキ「Z900RS」用の外装セット「Z900RS Mk.2 Style外装セット」のプロトタイプを公開しました。
最新外装セットの姿がいよいよ明らかに
ドレミコレクションは、カワサキ「Z900RS」用の外装セット「Z900RS Mk.2 Style外装セット」のプロトタイプを公開しました。
カワサキの空冷Z系リプロパーツなどを製造・販売することで知られているドレミコレクションは、これまでZ900RSをベースに、旧車でも特に人気の高い「Z1(900 Super4)」仕様にスタイル変更できる「Z1 Style」、映画「トップガン」シリーズ登場バイクとして有名な「GPZ900R Ninja」仕様に変更できる「Ninja(GPZ900R)Style」、エディ・ローソンが1981年AMAスーパーバイクのシリーズチャンピオンを獲得したことを記念して1982年に発売された「Z1000R」仕様に変更できる「Lawson(Z1000R)Style」などを開発し、市販化してきました。
このシリーズの最大の特徴といえるのが、インナー式の燃料タンク式とすることでタンクカバーを気軽に「着せ替え」できる点にあるのですが、最新のMk.2 Style外装セットでは、これまでとは異なり、ワンピースのスチールタンクが採用されています。
2018年の東京モーターサイクルショーにおいては、従来とおりのインナータンク式のMk.2 Styleも披露しているドレミコレクションですが、なぜ、これまでとは異なる仕様を採用したのでしょうか。
同社の代表取締役 武 浩さんはその経緯について次のように話します。
■ドレミコレクション代表取締役 武 浩さん
「ドレミでは、Z900RSの着せ替え外装をずっとやっていくつもりでインナータンクという発想になったんですけど、最初に作ったZ1 Styleのタンクカバーに収まるように容量を14リットルに設定しています。
その後、Lawson(Z1000R)Style、Ninja(GPZ900R)Styleと発展していったんですが、それぞれにあわせてインナータンクを成形すれば容量も18〜20リットルくらいまではいけたんですけど、最初にZ1 Styleの外装を購入された方はインナータンクが変わってしまうと着せ替えが難しくなってしまう。
また、純正よりもタンク容量が減ってしまう(Z900RSの純正は17リットル)のが嫌だというユーザーさんの声もありましたので、それならばMk.2 Styleではインナータンク無しのスチールタンク仕様にしてスタイルの再現と共に、純正と同等のタンク容量の確保を目指しました。
現状、試作段階のため具体的な容量についてはお答えできませんが同等か、それ以上になる予定です。
また、現状お披露目している車両のサイドカバー、テールカウルなどはZ900RSの車格にあわせたデフォルメ前のものなので、市販品は形状が若干、異なります。
みなさん、丸Zには飽きてしまっているのか、角Z外装は非常に反響が大きいですね。ちなみに価格は42〜45万円程度の予定ですが、発売までもうしばらくお待ち下さい」。
※ ※ ※
高いクオリティと手軽さでZ900RSの可能性を引き出すドレミコレクションの外装セット。最終的にどのような仕上がりで発売されるのか期待が高まります。
【Z900RS Mk.2 Style】プロトタイプ仕様
■スチールタンク外装セット内容
Mk.2styleスチールタンク(キャップ、燃料ポンプは純正を使用)
Mk.2styleサイドカバー・フロントセクション(ABS+樹脂製)
Mk.2styleサイドカバー(ABS+樹脂製)
Mk.2styleテールカウル(ABS+樹脂製)
Mk.2styleシートAssy
専用フェンダーレスkit
LED Mk.2テールランプ
角リフレクター赤
メッキフロントフェンダー(ABS+樹脂製)
各種取り付けステー
■その他パーツ
ポイントカバーセットVer.Mk.2(純正を使用)
スリップオンエキゾーストマフラー
サイドグリップ
ジェネレーターカバー
Z2タイプミラー
Mk.2 LEDウインカー
ウインカーステーミドル
メーターアップステー
ヘッドライトアップステー
フォークカバーエンブレム
ラジエターコアガード
ラジエターサイドアクセサリー
エンジンスライダー
フレームプラグ
タンクエンブレム
サイドカバーエンブレム
フェイクツインショック
05/10 07:10
バイクのニュース