【産後の職場復帰】頻繁に熱を出す息子。母親が家にいるほうがいいに決まっている。だけど…老々介護の父と娘、40年前のお話【第16話まんが】

いつになったら仕事に復帰できると思う?(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。

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1話から読む

職場復帰を希望する私

前話からの続き。私はクミコ(65歳)。私が高校生のときに母が他界した。39歳という若さだった。

その後、大学進学を機に東京へと出た私。4年間の大学生活は楽しくあっという間にすぎ、大手企業に就職。そこで出会ったスズキと結婚し、長男が誕生した。

長男出産後しばらくして、私は仕事復帰を試みたが、多忙な夫が子育てに協力できるはずもなく…。

こんなに頻繁に熱を出していたら仕事どころりゃないだろ(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

↓↓↓職場復帰するにはどうすれば…

母親がいないのは子どもが可哀想

母親がそばにいたほうがいいだろ?(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

私は若かりし日の母のことを思い出していた。

専業主婦だった母は、いつも私たちのそばにいてくれた。

それが当たり前だったから、母がいない毎日なんて想像すらしたことがなかった。

↓↓↓仕事復帰もあきらめきれない…

職場復帰を断念、仕事をやめる事に

結局、私は職場への復帰を断念し、いったん仕事をやめた。(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

子育てと仕事、本当にどちらか一方を選ばなければならないんだろうか。母がいてくれたら、今の私に手を差し伸べてくれたのだろうか。

ないものを考えても仕方ない。そう思いながらも、どこかモヤモヤしたものを抱えながら、私は日々を過ごしていた。

第17話へ続く

原作はこちら

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