卒業後、ランドセルをみんなどうしてる?保管・廃棄・売却のほか、寄付やリメイクという選択肢も
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保管する
ランドセルは、保管方法によってはカビが生えたりして劣化してしまう恐れがあります。まずは2~3日ほど天日干しをしてから、中に乾燥剤を入れ、直射日光を避けて風通しのよい場所で保管してください。購入時の箱が残っていれば、その中に入れるとより劣化しにくくなります。
一方で、「保管のためにスペースを取られる」「いつまで保管しておくか」といった問題もあります。長期にわたる保管が難しい場合には、子どもと相談のうえ手放すことも選択肢に入れましょう。
廃棄する
保管スペースの問題や、卒業後は使う機会がないことなどから、ランドセルの廃棄に踏み切る家庭も多いようです。
ランドセルの分類は「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「粗大ゴミ」など自治体によって異なります。よく確認のうえルールに従って廃棄しましょう。
売る
ランドセルは、経済的な理由で新品のものを買えない人や、ハンドメイドの材料として使用したい人などにニーズがあります。
そのため、状態が良ければリサイクルショップやフリマアプリ、地域密着型のネット掲示板などを活用して買い取ってもらうのも手です。
オンラインでランドセルを出品する際は、写真を複数枚載せたり、傷や汚れなどの情報を商品説明欄に記載したりして、ランドセルの状態がよく伝わるようにしましょう。
寄付する
ランドセルメーカーや団体によって、開発途上国の子どもたちにランドセルを贈る取り組みが行われています。丈夫な日本のランドセルは中古であっても喜ばれるので、ランドセルの状態が良いなら寄付するというのもひとつの選択肢です。
ただし多くの場合、ランドセルの送料はこちら負担となる点にはご注意ください。
リメイクする
ランドセルを保管するスペースは取れないけれど、手放すのも抵抗があるという人にはリメイクがおすすめです。
ランドセルメーカーや加工を請け負っている工房に依頼すれば、ミニチュアのランドセルのほか、財布、ペンケース、パスケースなど、実用的なものにリメイクしてもらえます。
注意点として、ランドセルのリメイクにはそれなりの費用と時間がかかります。依頼内容にもよりますが、必要となる費用は数千~数万円程度、製作期間は数ヵ月程度です。
また、傷が多いものや特殊デザインのものなど、ランドセルの形状や状態によってはリメイクできないこともあるため、依頼を検討する際は企業の公式HPで注意事項を確認しておきましょう。
03/21 07:30
婦人公論.jp