「コカ・コーラ」の缶や瓶、「ミニッツメイド クー」パウチなど価格改定、45品目対象に5月1日出荷分から、改定率は3%から40%/コカ・コーラボトラーズジャパン

コカ・コーラボトラーズジャパンは、2024年5月1日の出荷分から、一部の小型パッケージ製品や紙パックの1000ml製品などを価格改定する。2月14日に発表した。

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対象は、「コカ・コーラ」など小型サイズの缶、瓶、パウチ、ペットボトル製品のほか、果汁飲料「ミニッツメイド」の1000ml紙パック製品など45品目。なお、販売構成比の高い500mlサイズ前後のペットボトル製品は、一部を除き含まれていない。

「コカ・コーラ」「ファンタグレープ」は、缶350mlにおいて、いずれも税別で125円が135円になる。「ミニッツメイド クーぶどう」パウチ125gは、税別180円が190円となる。改定率が最も高いのは、「コカ・コーラ」「コカ・コーラゼロ」の190mlリターナブル瓶で、税別100円が140円になる。「リアルゴールド」の120mlワンウェイ瓶は、税別115円が125円に。大容量では、「ミニッツメイド オレンジ」紙パック1000mlが税別248円が300円になる。価格改定率はプラス3~40%となるという。

コカ・コーラ 190mlリターナブルボトル

コカ・コーラ 190mlリターナブルボトル

ミニッツメイドぷるんぷるんQooぶどう 125gパウチ

ミニッツメイドぷるんぷるんQooぶどう 125gパウチ

今回の価格改定は、原材料、資材、エネルギー価格の高騰や為替相場の変動による影響が長期化していることを背景に、事業活動にかかるコストの上昇傾向が続いているためという。同社は、製造・オペレーションの効率化や経費削減などに最大限に努めてきたが、事業への影響を企業努力のみで吸収することが困難な状況になったとしている。

コカ・コーラボトラーズジャパンは、「この度、一部の製品について、改めて価格改定を実施することといたしました。今後も、企業努力による効率化や経費削減をより一層進めるとともに、みなさまに安全・安心で付加価値の高い製品を提供してまいります。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」などとしている。

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