日光の山の湧水を凍らせた「天然氷」で1年中かき氷が食せる…昔ながらの製法で作られる「松月氷室」の天然氷

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。8月28日(土)の放送では、氷屋「松月氷室(しょうげつひむろ)」代表の吉新昌夫(よしあら・まさお)さんに、「天然氷」についてお話を伺いました。


こだわりの天然氷で作られたかき氷



栃木県・日光に、老舗の“氷屋さん”があります。創業1894(明治27)年の「松月氷室」。

扱っているのは、日光の山の湧水を凍らせた「天然氷」。自然の環境下で作られたこの氷で、かき氷を1年中提供しています。

昔とほとんど変わらない作り方で、天然氷を切り出している「松月氷室」。その製造法は、まさに自然との闘い、そして共存です。


創業1894年の老舗氷屋「松月氷室」



明治時代に作られた“氷池”に日光の山の湧水を引き入れ、秋、落ち葉掃きや雪かきをして、磨きを入れながら、真冬の寒さのなかで、ゆっくりと凍らせていきます。


日光の山の湧水を引き入れ、氷に



2週間かけて厚みが15㎝ほどになったら、切り取り線を入れて氷を切り出し、溶けないように、檜のおが屑をかけて保管。雪が降る極寒のなかでも手を休めない、丁寧な作業があってこその氷です。


一つひとつ丁寧な手作業があってこそ



「昔からの作り方ですからね。枕草子にも、天然の氷に甘葛の蜜をかけてかき氷にして食べたというような記述があるんですけど、そんな昔から親しまれてきた日本の冬の贈り物で、作り方としては全く同じなんですよね」と吉新さん。

そうしてできた天然氷は、固くて不純物が少なく、透明度抜群。その固さが、かき氷になるとふわふわの食感を生み出しています。


透明度抜群の天然氷



「日光の冬の自然をそのまま夏まで保存して、それをみなさまにお分けしているということなんですね。できればシンプルなシロップをかけて、氷の白い部分が残るように、氷を楽しんでほしいですね」

夏だけではなく、四季折々の口溶けを楽しんでみたい、そんな気持ちにさせてくれる極上の天然氷。


極上の天然氷ならでわのふわふわ食感



日光の自然の恵みは熟練の技によって、今日もこの地を訪れる人に、美味しい贈り物をもたらしています。

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聴取期限 2021年9月5日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/

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