今が旬!「たけのこ」にオス・メスがある!? 美味しいのはどっち?

たけのこ前線が北上を開始して、たけのこのシーズン到来! スーパーでもよく見かけるようになりました。

たけのこは煮物やご飯、炒め物などさまざまな料理に使える旬の食材ですが、たけのこにはオスとメスがある、という説をご存知ですか? 詳しい話を千葉県君津市で観光農園を営む佐野卓男さんに伺いました。

同じ竹のたけのこでも2種類ある

「『たけのこ』として一般的に食べる孟宗竹(もうそうちく)には、雄雌の違いがあるわけではありません。オス、メスといわれるのは品質の違いからくるもので、私たちはクロコとシロコ(キイコ)と呼んでいます。

クロコは皮の色が黒っぽくて芽の色の緑が濃く、形は縦に長いがっしりしたもので、シロコ(キイコ)は皮が赤味がかって芽の色は黄緑色に近く、形はずんぐりしてやさしい感じがします。クロコは色黒でたくましいからオス、シロコ(キイコ)は色白でずんぐりしているからメス、というイメージから来ているんでしょうね」(佐野さん)

オスといわれるクロコ

メスといわれるシロコ(キイコ)

色や形は違って見えるクロコとシロコ(キイコ)ですが、どちらが美味しいのでしょうか?

「その人の好みによると思いますが、シロコのほうが肉質が柔らかで、掘りたては刺身でもいけるほどです。味も豊かで、大ぶりに切って薄味の煮物に向いています。一方、クロコはシャキシャキと歯触りが良く、細切りにしてチンジャオロースや、薄切りにしてたけのこご飯などがオススメです」(佐野さん)

左がシロコ、右がクロコ。クロコは繊維が多い

「たけのこ」はわずか10日で竹になる

「筍」(たけのこ)という名前の由来は、竹かんむりに「旬」と書きます。これは日にちの単位を表す「旬」(じゅん・10日間のこと)からきているという説があります。たけのこが一旬(10日間)のうちに竹になってしまう、つまりたけのことして存在するのはわずか10日間という意味だそうです。たけのこを味わえるシーズンは短いわけですね。

貴重な生たけのこが味わえる今、美味しく料理して春を満喫しましょう。

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