ホンダ新型「流麗コンパクトSUV」発売！ 全長4.3m級で「上質オシャレ内装」採用！ “青アクセント”がカッコイイ新「ヴェゼル」登場 内装の特徴は？

ホンダ「ヴェゼル」改良モデルに設定された「e：HEV Z PLaYパッケージ」は都会的なコーディネートを持つと言いますが、どのような内装なのでしょうか。

上質「PLaY」 選択肢拡張＆もっとオシャレに

　ホンダは2024年4月25日に新型SUV「ヴェゼル」改良モデルを発売しました。
　
　なかでも「e：HEV Z PLaYパッケージ」は都会的なコーディネートを持つと言いますが、どのような内装なのでしょうか。

　ヴェゼルは2013年に登場したコンパクトSUVです。SUVとクーペを融合させた流麗なデザインやコンパクトなサイズ、先進支援「ホンダ センシング」による高い安全性などが支持され、ホンダの主力モデルのひとつとなっています。

　現行型は2代目で、2021年4月に発売されました。流麗さを際立たせるとともに、水平基調のスクエアなデザインを組み合わせたスタイリングに一新。

　また、性能を高めた2モーターハイブリッド「e：HEV」を搭載し、走行性能の向上を図りました。

　ボディサイズは全長4340mm×全幅1790mm×全高1580-1590mm、ホイールベースは2610mmです。

　今回、登場から3年を迎えてマイナーチェンジが実施され、内外装のデザイン変更に加え、機能向上やラインナップ整理が実施されました。

　エクステリアでは、新たにスクエアに近い新デザインのフロントグリルを装備。ロアグリル周辺のバンパー下部もデザインが変更され、存在感が高まりました。

　リアではテールランプとテールガーニッシュが変更されるとともに、ランプ類がフルLED化され、視認性が高まるとともに、フロントから連続するキャラクターラインが際立っています。

　インテリアはインパネ中央に2段トレーを装備し、運転席・助手席どちらからでも使いやすいように利便性を向上させました。

　パワートレインでは、e：HEV搭載車の制御の見直しを図っています。これにより、エンジン始動・停止の回数を減少させるとともに、応答性が高まりました。

　ホンダ センシングには、渋滞運転支援機能や急アクセル抑制機能、アダプティブドライビングビームを追加するなど、安全性能の向上も図りました。

　ラインナップは1.5リッター4WDガソリンモデルの「G」、e：HEV搭載モデルの「e：HEV X」、同「HuNTパッケージ」、「e：HEV Z」、同「PLaYパッケージ」を設定。e：HEVモデルの駆動方式は全車でFFとリアルタイムAWD（4WD）を選択できます。

　このうちPLaYパッケージは、従来型に設定された上質モデル「e：HEV PLaY」に代わるもので、マイナーチェンジモデルではパッケージオプションとして設定されました。

　また従来のe：HEV PLaYでは、FFのみ・全車パノラマルーフ装着車となっていたのに対し、新たに4WDの追加とパノラマルーフ無しも選べるようになるなど、選択肢が広がっています。

　さらに、インテリアもより上質で洗練された仕上げとなりました。

　従来と同様にグレージュカラーを取り入れたコーディネートをベースに、従来のオレンジに代わって新たにブルーのアクセントカラーを採用。都会的かつ先進感が表現されています。

　また、ピラーやルーフライニングは従来のブラックからライトグレーになり、室内全体が明るくまとめられました（パノラマルーフ装着車はルーフライニング／ピラーがブラック）。

　シートはヘッドレストや背もたれ・座面のサイドがグレージュで、センターはダークグレーの2トーンを採用。シートサイドにはブルーステッチが施され、背もたれ部のステッチも幾何学的になり、コンパクトSUVのクラスを超えた上質な仕上がりです。

　このほかエクステリアでは、フロントグリルに新たなトリコロール（3色）カラーのアクセントが施されたほか、サイドシルにもテーマカラーのブルーを施すなど、従来のPLaYとは異なる印象にまとめられました。

　新型ヴェゼル e：HEV PLaYパッケージの価格（消費税込）は355万6300円から377万6300円です。