ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場

ホンダの米国法人は、「アキュラ グランプリ オブ ロングビーチ2024」にて、”赤い”「プレリュード コンセプト」を初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

鮮烈レッドの新型「プレリュード コンセプト」初公開

 ホンダの米国法人は、2024年4月19日から2024年4月20日にかけてアメリカ・カリフォルニア州で行われた「アキュラ グランプリ オブ ロングビーチ2024」にて、”赤い”「プレリュード コンセプト」を初公開しました。

えっ?赤いよ!? 新型「プレリュードコンセプト」

えっ?赤いよ!? 新型「プレリュードコンセプト」

 プレリュードは、1978年から5世代にわたって販売された2ドアクーペの「スペシャリティカー」。最終モデルの5代目は、2000年9月をもって23年という歴史に幕を下ろしており、現在は世界のどの市場でも同名を冠したクルマは存在しません。

 しかし2023年10月25日、ホンダがジャパンモビリティショー2023で新型プレリュード コンセプトを世界初公開。22年ぶりの車名復活となり、大きな話題となりました。

 新型プレリュード コンセプトは2ドアクーペで、コンセプトは、“アンリミテッドグライド”。

 エクステリアは、グライダーのように優雅に滑空するイメージを重ね合わせた流麗なデザインが特徴的。フロントのデザインなどは、グライダーの羽根をイメージしたといいます。

 新型プレリュード コンセプトについて、ホンダ代表執行役社長の三部敏宏氏は、発表の場で以下のようにコメントしています。

「ホンダは、いつの時代もスポーティなクルマづくりに拘ってきました。プレリュードという言葉は、『前奏曲・先駆け』を意味します。このモデルは、本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなります。

 新型プレリュード コンセプトは、どこまでも行きたくなる気持ちよさと、非日常のときめきを感じさせてくれる、スペシャリティスポーツモデルです。ホンダだからこそできる“操る喜び”を皆さまにお届けすべく、現在、鋭意開発を進めています。ぜひ、ご期待ください」

 この発言から、新型プレリュード コンセプトは、ただの“コンセプト”ではなく、市販化に向け“鋭意開発中”のモデルだということがわかります。

 また、「2020年代半ばの市販化に向けて開発中」ともしており、2024年もしくは25年に、登場することが予想されます。

 その他詳細については、語られていませんが、パワートレインは「電動パワートレイン」と説明されており、ハイブリッドなどになることが想定されます。

 新型プレリュード コンセプトの実車は、ジャパンモビリティショー2023での展示後、南カリフォルニアの「アメリカン ホンダ コレクション ホール」に展示されるなど、アメリカに移動していました。

 そして今回、アメリカ・カリフォルニア州で行われた「アキュラ グランプリ オブ ロングビーチ2024」にて再び登場しました。

 しかし、そのボディカラーは、清潔感漂う”白”から鮮烈な”赤”へと変化していました。またブレーキキャリパーやヘッドライトとヘッドライトをつなぐ横一文字のパーツも赤となっており、スポーティな印象です。

 過去のプレリュードにとってもイメージカラー的な存在であった”赤”ですが、それだけに赤い新型プレリュード コンセプトの展示は、人々の目を惹き、場を盛り上げていたようです。

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