レクサス最高峰の「和製スーパーカー」が2億円突破!? 激レア仕様&鮮烈オレンジの極上クーペ「LFA」が米で出品! 結果は?

2012年式レクサス「LFA」が米オークションサイトに出品され、約2億円を超える入札がありました。どのような車両なのでしょうか。

2012年のレクサス「LFA」がオークションに登場

 米オークションサイト「Bring a Trailer」に2012年式のレクサス「LFA」が出品されました。2023年12月21日までに172万0000ドル(約2億4200万円)の入札がありましたが、最低落札価格に満たず23日に終了しました。どのようなモデルなのでしょうか。

出品されたレクサス「LFA」(Photo:Bring a Trailer)

出品されたレクサス「LFA」(Photo:Bring a Trailer)

 LFAは、2010年から2012年にかけて生産されたスーパーカーです。技術の粋を集めた最高峰モデルとして知られており、当時の新車価格が3750万円、生産台数がわずか500台という希少性もあって、オークションでは高値で取引されることも少なくありません。

 最大出力560ps・最大トルク480Nmの4.8リッターV型10気筒エンジンを搭載し、6速のASG(オートメーション・シーケンシャル・ギアボックス)を介して駆動。最高速度は325km/h、0-100km/h加速は3.7秒を実現しています。

 今回の車両は、その数少ないLFAの中でも、さらに貴重な「ニュルブルクリンク・パッケージ」です。アメリカで販売されたニュルブルクリンク・パッケージはわずか25台といいます。

 標準モデルに固定式リアウイングやカナードスポイラーなどの空力パーツを装備し、ホイールをアルミからマグネシウム鍛造に変更。車高も10mm程度低くなっています。

 出品された車両は、マサチューセッツ州に新車で納品された後、フロリダやカリフォルニアで使われ、今回出品されました。

 ボディは鮮やかなオレンジ、内装は黒です。走行距離は2050マイル(約3300km)を示しています。

 状態は良く、バッテリーも2021年12月に交換済み。事故やその他被害の報告はないといいますが、運転席ドアの仕上げに欠陥、右後輪に欠けが認められるといいます。

 今回のオークションでは21回の入札があり、172万0000ドル(約2億4200万円)まで達しましたが、最低落札価格には到達しませんでした。

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