13日から見学可能 豊洲市場の楽しみ方は…

豊洲市場見取り図

 豊洲市場には、衛生面に配慮した一般の見学コースが設けられ、マグロなどの水産物や青果の取引を間近で見学できる。施設には一般客も利用可能な物販・飲食店も。見学や物販・飲食店の利用は13日から。
 豊洲市場の最寄り駅は新橋駅からゆりかもめで約30分の「市場前」。駅と市場は専用の歩行者デッキでつながっており、そのまま見学者コースになっている。
 築地市場は一般見学を前提とした作りではなく、競り場の中まで見学者が入れた。競りを間近で見学でき外国人に人気だったが、衛生面の問題が指摘されてきた。
 このため、豊洲の水産卸売場棟では、2階の通路からガラス越しに1階の競り場を見下ろす形になる。また、人気のマグロの競りについては、来年1月15日から臨場感が味わえる専用デッキでの見学ができるようになるという。
 屋上が緑化され、臨海部や東京タワーが一望できる水産仲卸売場棟には、すし、和食、中華といった22店舗の飲食店街や、包丁、調味料、わさび、のりなどといったプロ向けの約70店舗が軒を連ねる「魚がし横丁」がある。築地から多くの店舗が移転しており、一般客も利用可能だ。
 青果棟でも旬の野菜や果物の買い付けの様子が見られる。見学者コースには、クロマグロの模型や、乗って記念撮影ができる小型運搬車「ターレ」の展示もある。
 一方、飲食店と温泉などが組み合わさった観光拠点として敷地内に開業するはずだった「千客万来施設」は移転延期の影響で、着工が2020(平成32)年東京五輪・パラリンピック後の32年10月にずれこんだ。開業は35年春になる見通しで、着工までの予定地の活用法は現在、イベントなどに使うとしているが、詳細は検討中だという。

 見学は13日から(豊洲市場開場日のみで、13日は午前10時~午後5時、14日は休み、15日以降は午前5時~午後5時)。無料で予約不要。生マグロの競りは午前5時半ごろから始まる。小中学生や高校生の団体見学は来年1月15日から。物販・飲食店の営業時間は各店舗で異なる。

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