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名探偵コナン最新作予習!怪盗キッドの正体の秘密を徹底解剖!新一と瓜二つなことには裏設定がある!?名前の由来は“1412”?【名探偵コナン考察】

an style="font-weight: 400;">もはや「名探偵コナン」のライバルとして定着しているキャラクター、怪盗キッド。TVアニメから劇場版にいたるまで、大活躍をしている怪盗キッドですが、皆さんは怪盗キッドのことをどれくらいご存知ですか? 今回は怪盗キッドの基本的な情報や、あまり知られていないトリビアなどを紹介します。

怪盗キッドとはいったい何者なのか?

作中でこそその正体は謎に包まれていますが、作品外では怪盗キッドの正体は明かされています。その正体は、江古田高校の高校生2年生の黒羽快斗。父親は世界的な天才マジシャンで、母親は女盗賊・怪盗淑女(ファントム・レディ)という奇跡のサラブレット。普段はマジック好きの普通の高校生として過ごしているものの、裏では神出鬼没の怪盗キッドとして活動しています。

実は「名探偵コナン」よりも先に生まれている?

そんな怪盗キッドが主人公の原作漫画が存在します。それが『まじっく快斗』。『名探偵コナン』とは別の漫画であり、「まじっく快斗」では、怪盗キッドが主人公として登場しています。しかも漫画の登場は「まじっく快斗」の方が先。1987年より週刊少年サンデーに登場し、その後も不定期に新エピソードが公開されています。現在も漫画の最終回は描かれておらず、週刊少年サンデーの連載作品としては、かなりの古株です。

「まじっく快斗」のTVアニメシリーズも放送されていた!

そんな「まじっく快斗」は『名探偵コナン』とは別に、単独のアニメ化を果たしています。最初に放送されたのは2010年4月。当時、劇場版公開間近となった『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』(10)に合わせて放送を果たしました。その後2011年から2012年にかけて、不定期に新作エピソードが放送され、現在全部で12話分のエピソードが存在します。 

白馬探も、元々は「まじっく快斗」の登場キャラクターだった!

怪盗キッドには、コナンの他にもライバルが存在します。それが白馬探(はくば さぐる)。登場回数こそ少ないですが『名探偵コナン』にも登場しており、TVスペシャルの『集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド』や映画『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(06)などでその姿を観ることができます。実は白馬は、怪盗キッドの正体を知る数少ない一人。自分の手で怪盗キッドを捕まえることを目標にしている美形のキャラクターです。 

ルパンVSにも登場していた !? キッドの登場映画一覧

怪盗キッドはTVアニメシリーズだけでなく劇場版にも、何度も登場しています。2020年現在、7作品に登場しています。初登場は劇場版第3弾の『名探偵コナン 世紀末の魔術師』(99)。名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』(04)『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』(06)『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』(10)『名探偵コナン 業火の向日葵』(15)『名探偵コナン 紺青の拳』(19)いずれの作品にもキーキャラクターとして登場しているので、存分に怪盗キッドの活躍を観ることができます。

また、忘れてはいけないのが『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』(13)にも登場していること。怪盗キッドがルパンのキャラクターたちにも認知されているというのが驚きです。

“怪盗キッド”の名付け親は、まさかの工藤優作!?

怪盗キッドにはもともと、怪盗1412号という名前を持っていた過去があります。怪盗としてつけられた国際犯罪者番号(シークレットナンバー)である1412が由来となっています。怪盗キッドと呼ばれるようになったのは、怪盗キッドに興味を持った工藤優作が、新聞記者の殴り書きをした「1412」の文字を「KID. 」と誤読したのがきっかけ。この誤読が一般にも定着するようになり、怪盗キッドと呼ばれるようになったのです。工藤優作といえば「名探偵コナン」に登場するキャラクターであり、工藤新一の父親にあたる人物。思わぬところでも、コナンと怪盗キッドには繋がりがあるんですね。

怪盗キッドは現実世界でも盗みを働いていた!

作中でさまざまな物を盗んできた怪盗キッドですが、実は現実世界でも盗みを働いたことがあるのをご存知でしょうか。それは、2015年『名探偵コナン 豪火の向日葵』のプロモーションとして実施された「KID STEAL PROJECT」でのこと。このPRでは、現実世界のいろんな物をキッドが盗んでしまうという施策でした。KIDDY LAND原宿店から“DY”を盗んで“KID LAND”にしてしまったり、週刊少年サンデーのロゴを盗んで、2015年16号の表紙ではおなじみの少年サンデーのロゴが、白地に点線の状態で発売されてしまうといった面白い試みでした。

アイコンマークの元ネタも怪盗キッド!

近年の『名探偵コナン』グッズのあしらいではよく使われる、ディフォルメされらキャラクターたちが笑うアイコンマーク。男性陣は歯を剥き出しにして笑い、女性陣は口を閉じて笑い、いずれのキャラクターも必ず目が描かれません。このマークの元ネタも実は怪盗キッド。怪盗キッドが犯行予告状に添える、キッドのサインマークが元になっています。安室透や赤井秀一、ジンなどもこのアイコンマーク化を果たしています。

キッドがコナンの正体を知るのは劇場版が初めてだった!

今となってはコナンの正体を知っているキッドですが、実はその正体を知るのは劇場版が初めてでした。キッドがコナンの正体が新一だと知るのは、『名探偵コナン 世紀末の魔術師』(99)が初めて。コナンと阿笠博士の会話を盗聴したのがきっかけで正体が新一であることを知ります。コナンの正体を知ったキッドは、鳩を助けたお礼として、新一の姿で蘭の前に現れ、危うく正体がバレそうだったコナンを助けるのでした。原作者の青山剛昌が制作に大きく関与している『名探偵コナン』の劇場版シリーズならではの演出と言えます。

キッドと新一が似ているのには、実はちゃんと理由がある?

『名探偵コナン 世紀末の魔術師』のように怪盗キッドが何度か変装している新一の姿ですが、実は怪盗キッドと工藤新一は顔や体格、声までもそっくりなので、小細工なしで変装ができる人物であるという設定になっています。その理由は、原作の青山剛昌の手による作画が似ているという、楽屋落ちと思っている方も多いかもしれませんが、実はもっと別の理由があるそうです。2011年に早川書房から発行されたミステリマガジン6月号のインタビューで青山剛昌本人が、似ている理由には裏設定があることを明かしています。その理由がどういったものかは、まだ明かされていませんが、もしかすると今後その秘密が分かる時が来るかもしれません。

今後もコナンと共に活躍が期待できる怪盗キッド。果たして、コナンとキッドの戦いに決着はつくのか。そして、新一と似ている理由は明かされる時が来るのか。まだまだ目が離せません。「まじっく快斗」をはじめとした怪盗キッド関連作品をまだ見たことがない、という人もぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。 

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 (C)2010青山剛昌/「名探偵コナン」製作委員会(C)2015 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会(C)2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会(C)2013 モンキー・パンチ 青山剛昌/「ルパン三世VS名探偵コナン」製作委員会
※2020年5月15日時点の情報です。

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