週末は映画を観ない？ まだ何を観るか決まっていない方のために、映画館で公開中&ネットフリックスなどの動画配信サービスで視聴可能な作品をFILMAGA編集部員がレコメンド！ 劇場公開作からお家でも楽しめる配信作品まで豊富なラインナップでご紹介。
今週はFILMAGA編集長・遠藤がレコメンド！PROFILE：Filmarksプレミアム会員限定プレゼントの『メメント』Tシャツが欲しい……という気持ちで過ごしています。映画のポスタービジュアルだったり、セリフだったりが施されたお洋服って特別な思い入れを持って着られて嬉しいし、可愛いですよねっ！（単純な思考回路ですいません）
劇場公開中『オッペンハイマー』（2024）
第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加した J・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。 しかし原爆が実戦で投下されると、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになる。冷戦、赤狩り―激動の時代の波に、オッペンハイマーはのまれてゆくのだった……。
遠藤：この映画観て！！！！（大興奮）というテンションでのオススメというよりは、ぜひ皆様の感想を聞きたくセレクトしました。待望のノーラン最新作の題材が“オッペンハイマー”。私は少し複雑な想いを抱えました。私の浅い知識や認識では作品の題材については言及できないですが、複雑な時系列が入り乱れる構成や、作品中に散りばめられた物語の行く末を表すような伏線など、ノーランファンは満足度が高いのではないでしょうか。第96回アカデミー賞では作品賞をはじめとする7部門で受賞、Filmarksでのスコアは4.0（※2024年4月5日時点）と高評価を集める本作、あなたはどんな感想を抱きますか？
劇場公開中『ペナルティループ』（2024）
「おはようございます。6月6日、月曜日。晴れ。今日の花はアイリス。花言葉は”希望”です」——岩森淳が朝6時に目覚めると、時計からいつもの声が聞こえてくる。岩森は身支度をして家を出て、最愛の恋人・砂原唯を殺めた溝口登を殺害し、疲労困憊で眠りにつく。翌朝目覚めると周囲の様子は昨日のままで、溝口もなぜか生きている。そしてまた今日も、岩森は復讐を繰り返していく。
遠藤：『人数の町』の荒木伸二監督作品。若葉竜也さんが主演を務め、伊勢谷友介さん、山下リオさん出演。『人数の町』の不穏な世界観や違和感をひしひしと感じる設定が好きだな〜！ と思っていたので、荒木監督の作品を楽しみにしていました。本作でも「なんか変な感じがする」設定や展開あり。本作とは関係ありませんが「世にも奇妙な物語」シリーズなどが好きな方は大好きだと思います。1回目はネタバレなしで観てほしいです！ 観終わった後の私の感想は「斬新だなあ〜（笑）」と少し力の抜けたものでしたが、謎も残っているのでもう一度観たいと上映スケジュールをチェックしています。
各VOD配信中『FALL／フォール』（2024）
山でのフリークライミングの最中に夫・ダンを落下事故で亡くしたベッキーは、悲しみから抜け出せず 1年が経とうとしてい た。ある日、ベッキーを立ち直らせようと親友のハンターが新たにクライミングの計画を立てる。今は使われていない地上600ｍのモンスター級のテレビ塔をターゲットとして選んだ彼女たちは、老朽化で足場が不安定になった梯子を登り続け、なんとか頂上へと到達することに成功 する。そこでベッキーは夫の遺灰を空から撒くことで、彼を偲び、新たな 1歩を踏み出す決意を示すが、それもつかの間、梯子が崩れ落ち、彼女たちに次々 と困難が襲いかかる！自分たちの持つ技術と知識をフル活用して、どうにかこの危機を抜け出そうとするが……。
遠藤：『海底47m』のスタッフが再集結したことで話題を集めた本作。地上600 mでの絶望の連続にずっとハラハラしていて、何度も息を止めて見守る瞬間が訪れます。ちなみに東京スカイツリー(R)は地上高634 mなので、その高さに匹敵する場所での出来事と思うと、パニックになります……。私は公開当時、劇場で観たのですが、観終わった後のビールが最高においしかったことを今でも覚えています（笑）。高所恐怖症の方にはオススメできませんが、お酒を飲みながらワイワイ楽しんで欲しい1本です。 週末に観る作品は決まりましたか？ 名作に出会えたらFilmarksでレビューしてください！ 今週もお疲れ様でした！
※2024年4月4日時点の情報です。（C）Universal Pictures. All Rights Reserved.(C)2023『ペナルティループ』FILM PARTNERS（C） 2022 FALL MOVIE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
