東京センベロ巡礼!モツが旨すぎる浅草『弥太郎』で1,000円飲みにチャレンジしてきた

食楽web

 外国観光客の増加で、すっかりインターナショナルな街になった浅草。キレイな店やおしゃれな店が増えていますが、昭和の情緒を感じつつ、センベロを楽しめる店はいろいろ!

 中でも“モツが絶品”と評判の店『浅草 弥太郎本店』へ、おいしいつまみと酒を期待していざ店へ!

 つくばエクスプレスの浅草駅から徒歩5分、銀座線の浅草駅なら徒歩8分ぐらいのところにあり、店頭にはビニールカーテンで仕切られた外テーブルの席もある、入りやすい雰囲気の店。浅草で飲むのが初めてな人も入りやすい雰囲気です。この日は外国人観光客の団体が、串モノとビールで楽しそうに飲んでいました。

壁にはたくさんのメニューの短冊が。どう組み合わせて1,000円にするか。悩む~!

 安いつまみは200円からあり、1,000円しばりでもかなり楽しめそう。どう組み合わせようか本気で悩みます。まずは看板メニュー「名物弥太郎もつ刺」(380円)は決定として、あとをどうするか。

「名物弥太郎もつ刺」380円、「お通し」210円、「黄色いサワー」370円

 こんなときこそお店の人のアドバイス。センベロで楽しみたい旨を伝えると「ウチはお通し210円もあるけれど、それを含めて1,000円?」あっ。なるほど。お通しがあるなら、それで決定です。税抜き価格で380円のもつ刺し、サワー370円、お通し210円。税込みでジャスト1,000円! オッケー!!

この日の「お通し」210円はマカロニサラダ。ハム入りの懐かしい味

 メニューが決まって注文したらソク、黄色いサワーとお通しがテーブルに。ペンネやカールのショートパスタにハム、キュウリ入りのマカロニサラダがこの日のお通しメニュー。

「名物弥太郎もつ刺」380円。ブタのモツ刺しで、日によりガツ、ナンコツ、タンなどが入っている

 そして時間をあけず、すぐにやってきた「名物弥太郎もつ刺」。黄身が真ん中に、ネギも添えられています。そもそも、なんでモツが名物に?
「ウチは芝浦でその日のおろした豚や牛の肉を仕入れているんですよ。系列店に焼肉・ホルモンの店『肉のスタミナ屋』もあるので、肉には自信があるんです」と店長のケンさん。なるほど。新鮮なモツが評判になっているんですね。

「黄色いサワー」370円。天羽の梅をキンミヤで割ったチューハイ

 そして、気になっていたのが「黄色いサワー」。これって何のサワー?
「キンミヤの“好きやねん”を“天羽”の梅で割ったチューハイです。梅のエキスで黄色いので、黄色いサワーなんですよ」。
 天羽、知っている人はおそらくチューハイ通。下町チューハイの“割りもの”として代表的なもののひとつ。「ホイス」や「カンダ」と並ぶ、東京の“なんちゃってハイボール”系の酒には欠かせないエキスです。ここで出合えるとは! さすが浅草。

税込みにするとジャスト1,000円。完璧だが……おいしいので延長戦決定!

 ここで会計。税込みジャスト1,000円。完璧なセンベロです。黄色いサワーはスッキリした味わいで、程よい炭酸がのどに心地よい感じ。強くないので、スイスイ飲むことができます。そしてモツ刺。これ、ホント、衝撃的においしい! ナンコツのコリコリ、ガツのシコシコなど、食感もよく、黄身をほぐして絡めると、ねっとり甘く感じます。かめばかむほど旨味がジワジワ感じられて、永遠に口の中にいれておきたいおいしさ。モツ刺しがこんなにおいしいなら、とがぜん興味が湧き、センベロ突然終了。延長戦へ!

「モツ煮込み」380円。自分史上、今まで食べてきた中で、最強においしいモツ煮込み!

 刺身がおいしいなら、煮込みも絶対にウマイ! と確信して追加でモツ煮込みを注文。これが、モツ刺しなみに衝撃のおいしさ! 今までいろんな店で、臭みがないだ、旨味がスゴイだ、いろいろ聞いてきたけれど、リアルに臭みなし、おいしいモツの煮込みって、浅草にありましたよ!

 トロッとなめらか、そしてフワッとした食感。なにこれ? 本当においしい! 人生でモツを食べたことのない人、または一度食べて嫌いになった人がいたらココに連れてきたいほどおいしい! 今までのモツ煮込みの概念を破壊するおいしさです。これなら5杯10杯いけるって思えるほどウマい!

「クジラの赤肉刺し」680円。ショウガ醤油でさっぱりいただきます

 さらに「ウチはこれも人気なんだよ」と出てきたのがクジラの刺身。これもクセがなくて、クジラを食べたことのない人や、給食などでクジラ嫌いになった人に食べさせたくなるおいしさです。ここの店、ポテンシャルが高すぎて、センベロでサクッと終わらせるにはもったいない!

 テンションがあがった結果、長居して、「タン刺し」(380円)や「焼き鳥」(1串100円)なども注文。ホント、全部おいしい。酒と食欲が止まらない。2件目、3件目に流れていくのを中止し、腰を据えて楽しんだのでした。

 モツ煮込みは、「にんにくもつ煮込み」、「もつ煮込み豆腐」、「辛いもつ煮込み」など、モツ煮込みだけで4種類もメニューがあるうえ、串モノはコブクロ、ラッパなど17種も。日曜日、特に競馬の開催日は、オープン直後からお客さんが集うというのも納得です。

 2019年2月4日はJR神田駅西口に支店がオープンしたばかり。浅草だけじゃなく、神田や鶯谷の支店でも絶品モツが味わえます。
「新鮮なモツの料理を楽しみたいなら平日がいいですね。週末は芝浦がしまっちゃって、売り切れるメニューもあるので」と店長のケンさん。おいしいモツを食べたい、またはモツを食べたことがないからいい店を知りたい、という人は、ぜひ弥太郎へ。モツのネガティブなイメージ、記憶をガラッと変えてくれる、驚きのおいしさですよ!

(撮影◎小嶋裕 取材・文◎石澤理香子)

●SHOP INFO

店名:浅草 弥太郎本店

住:東京都台東区浅草1-27-10
TEL:03-3847-0091
営:16:00~23:00、土曜12:00~22:00、日曜祝日12:00~20:00(各L.O.)
休:火曜(祝日の場合不定)
※価格は全て税抜

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