大学生のアルバイトの選び方。ブライダル勤務で得たものが就活や社会人スキルUPにつながった!


数あるアルバイト、どう選ぶ? 選択肢を広げるべく、働きながらお給料以外の"メリット"を得られたという先輩の体験談をご紹介。友達&恋人作り、"好き"の追求、就活に生きる社会人スキルの習得など、欲しいものに合わせた職場を見つけて充実した大学生活を過ごそう♡


アルバイト ブライダル

自己投資  ▶︎ 社会人スキル



プロフィール

【学年/年齢】大学4年/22歳

【大学】文系・家政学部

【居住形態】実家暮らし

アルバイトの基本情報

【仕事内容】結婚式場での配膳、進行サポート、グッズ管理

【時給】 1400円

【1日の平均勤務時間】10時間

【自宅からの距離】電車で1時間半

【大学からの距離】電車で10分

【勤務頻度】週2日

【シフトの融通】アルバイト全体の人数が多いので、急きょ予定が入っても対応してもらえる

【男女比】3:7

【学生の割合】学生バイトが9割

【かけ持ちバイト】なし


アルバイトがある日の流れ

6:00  起床
9:00  出勤。会場セッティング
10:00  休憩
12:00  1件目の披露宴スタート
14:30  どんでん(片づけ・次のパーティ準備)
16:00  2件目の披露宴スタート
18:30  どんでん
20:00  退勤
22:00  帰宅
24:00  就寝

※休日に挙式される方が多いため、授業がない日の出勤が基本。



Q アルバイトの人数はどのくらい?

「約100名が在籍していますが、毎週顔を合わせるのはそのうち20名くらいです」

Q ブライダル業界への就職は考えた?

「勤務時間の長さと肉体的なハードさから、ずっと続けるのは無理だと思い断念……」


※ブライダルバイトのみ。

言葉づかい、礼儀作法などのスキルが就活で大活躍!

 大学の近くに式場があることを知り、友人と一緒に応募。当時ブライダル関係の仕事に興味があったので、ラッキー!という感覚でした。業務内容は、披露宴や企業パーティでの接客。経験を積むとポジションが上がり、サービスリーダーや進行をサポートする役割も任されます。
 アルバイト未経験だった私は、接客を一から学び、加えて業界用語やテーブルマナーまで習得しなければならず、慣れるまでは正直かなりしんどかったです。でも、長い目で見るとタメになるいいことばかり! 今では頑張って続けてよかったと心の底から思っています。
 まず、通常の飲食店とは異なる、厳かな雰囲気に見合った言葉づかいや礼儀作法を学べたこと。社会に出ても恥ずかしくない程度のマナーを身につけることができたと感じます。また、研修は2時間のみで「習うより慣れろ」という方針だったため、臨機応変に対応する力や度胸も体得。ポジションアップにつれて、社員さんと同等の業務を任される場面もあり、仕事への責任感も増しました。
 就活を始めると、バイトで得たものの大きさをますます実感! 敬語やマナーを改めて学ぶ必要がなかったため、スケジュール的にも精神的にも余裕が生まれて、面接では発言内容だけに集中することができました。受験の面接では緊張してボロボロだった私とは別人のように面接が得意になったんです。また、ブライダルのバイトは少し珍しいようで、面接官の反応もよかった印象が。
 このアルバイトを通して自己肯定感が上がり、自分を認めてあげられるようになりました。成長したいと考えている方に、ぜひ挑戦してみてほしいです。


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イラスト/山本あゆみ 取材・原文/中西彩乃 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス

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