清原果耶さんインタビュー! 映画『青春18×2 君へと続く道』出演


【ノンノインタビュー】清原果耶


自分自身とまっすぐに向き合う魅力あふれるヒロイン



イヤリング¥67100/カスカ表参道本店(カスカ)


――映画『青春18×2 君へと続く道』は、日本と台湾を舞台にした作品。清原さんは、バックパッカーとして台湾を訪れる日本人・アミを演じた。

「アミは多面性が魅力的な女の子。強い部分があれば弱い部分もあったり、たくましかったりはかなかったり……。どの要素もアミが自分自身にまっすぐに生きているから出てくるもの。だからこそ、一緒にいる人たちはアミに影響されていくんだろうなと思いながら演じていました」

――アミが台湾で出会う青年・ジミーを演じた俳優、シュー・グァンハンさんとは中国語を交えてコミュニケーション。

「通訳さんやグァンハンさんに言語を教えてもらいながらではありましたが、一つ覚えても次の日には一つ忘れてしまって……。でも言葉で直接伝えられないことも多い分、"絶対に目を見てリアクションしよう"というのは心がけていました。身振り手振りも普段より意識していると、皆さんが受け入れてくださってなんとか心を通い合わせることができました!」

――台湾での撮影ではおいしい出合いも。

「ケータリングには7〜8種類のメニューが屋台っぽく並んで用意されていることも多くて、夢のようでした! いろいろ食べたなかでも特にお気に入りだったのが台湾では定番の朝ごはんのダンピン。お餅のようなもちもちのクレープ生地でお肉やチーズなど具材を包んだもの。冗談抜きで10個弱は食べた気がします(笑)」

――18年前の台湾と現在の日本が描かれている本作。清原さん自身の18年後について聞くと「40歳ですね! 今は想像つかないけど、意外とあっという間な気がします」とほほえむ。

「"楽しく生きていてほしい"が、未来に対し一番に思うこと。その時の私が楽しいと感じることをしていてほしいし、健康でいてほしい。あと、私はいつかおそば屋さんを開きたいほど、おそばが大好きなんです。なので18年後は、そば打ちの修業をしておいてほしいなと思います(笑)」


Q

今思えば"あれは大きな一歩だった"と思うことは?

中学1年生の時に受けたオーディション

もともと歌や踊りは好きだったけれど、お芝居を職業にしている自分は想像していなくて。母に今の事務所のオーディションをすすめてもらったことは大きな出来事でした。当時の私は、こんなに長く続けることになると思っていなかったんじゃないかな。今はお芝居が楽しいですし、あの時、一歩踏み出してよかったなと思います。


Q

春に着たいファッションは?

ズルズルのデニムをラフに着こなしたい

デニムが好きで集めているんです。今気になっているのはゆるっとしたシルエットのもの。特に作中でアミがはいていたデニムがどストライクで。同じくオーバーサイズのブラウスを合わせて着たいですね。足元はスニーカーもいいし、ローファーも合いそう!


Q

この春に始めたいことは?

おいしく野菜を食べるために"せいろ"デビューしたいです!

野菜を食べるのが好きなんですが、素材本来のおいしさを味わえる蒸し野菜に家でも挑戦してみたくて。せっかくなら本格的なせいろ蒸しを楽しみたいな、と。前々から気になってはいたんですが、ちゃんと使いこなせるのかがちょっと不安で(笑)。だけど、この春こそチャレンジしたいです!


P r o f i l e


●きよはら かや

2002年1月30日生まれ、大阪府出身。主な出演作は映画『護られなかった者たちへ』『1秒先の彼』など。昨年、舞台初出演にして主演を務めた舞台『ジャンヌ・ダルク』では、第31回読売演劇大賞で杉村春子賞と優秀女優賞を受賞。出演映画『碁盤斬り』が5月17日(金)より公開予定。


©2024「青春18×2」Film Partners

映画
青春18×2 君へと続く道


始まりは18年前の台湾。高校生のジミー(シュー・グァンハン)は、日本から来たバックパッカー・アミ(清原果耶)と出会う。ジミーは天真らんまんな彼女に次第に惹かれていくが、アミはある日突然、帰国してしまう……。18年前の台湾と現在の日本を舞台に初恋の記憶を描くエモーショナルなラブストーリー。●5月3日(金)より全国公開。


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撮影/川原崎宣喜 ヘア&メイク/赤松絵利(ESPER) スタイリスト/井阪恵(dynamic) 取材・原文/上村祐子 web構成/轟木愛美 web編成/ビーワークス

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