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定食チェーン「やよい軒」 “ご飯おかわり自由”だけではない魅力

やよい軒の定番メニュー「しょうが焼定食」

 和食系の定食チェーンのなかでも、高い人気を誇っている「やよい軒」。現在全国に300店舗以上を展開するやよい軒の魅力について、外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏は、こう説明する。

「メニューの豊富さとリーズナブルな価格、そして、定食チェーンでは比較的珍しい“ご飯おかわり自由”という点が人気の理由といえるでしょう。とにかく、お腹いっぱい食べたい人には最適のお店ではないでしょうか」

 やよい軒では、おかわりをする際、店内に設置してある炊飯器から自分でよそうセルフサービス方式を採用している。だからこそ、店員に気兼ねすることなく、たっぷりご飯を食べられるのだ。

 また、テーブルには、お漬物が常備されており、そちらも食べ放題。つまり、定食のおかずを食べきってしまっても、そのお漬物があれば、おかわりしたご飯をおいしく食べることもできる、というわけだ。

 メニューは、魚と肉が基本で、最も安い定番メニューは、「サバの塩焼定食」「サバの味噌煮定食」「しょうが焼定食」の630円。そのほかのメニューも、基本的に700~900円くらいがメインの価格帯となっている。

「ご飯&お漬物がおかわりできることを考えると、値段はかなり安いと思います。ほかにも、ご飯のおかわりはできませんが、親子丼やかつ丼といった丼ものや、一部店舗限定ですが、朝食メニューがあるのもユーザーの心を掴んでいるポイントです」(小浦氏)

 さらに、モバイル会員になることでクーポンが配信されることもある。

「不定期ですが、『大盛りフライドポテト』(160円)や『ミニ唐揚げ』(180円)が無料になるクーポンが配信されることもあります。『ミニ唐揚げ』はキャベツの千切りもついてくるので、ミニとはいえ食べごたえも十分です」(小浦氏)

◆一人でも食べられる冬の鍋定食

 週に1回から2回ほど、夕食をやよい軒で食べているという30代会社員の独身男性Mさんは、主に肉系のメニューを注文することが多いという。

「『しょうが焼定食』や『チキン南蛮定食』(740円)、『ロースとんかつ定食』(790円)を食べることが多いです。個人的には『ロースとんかつ定食』がお気に入り。とんかつソースにゴマが入っていて、風味があるのでまた食べたくなるんです」

 そんなMさんは、やよい軒の意外な点に注目している。

「先ほど挙げた定食には小鉢に入った豆腐がついてきて、いつも醤油をかけて食べているのですが、定食屋さんのお醤油って、かけ過ぎちゃうことも多いじゃないですか。でも、やよい軒の醤油は、急にドバっとかかってしまうことが絶対なくて、ばっちり適量が出てくる。かけすぎてしまったことが一度もないんです。これは本当に助かります」

 30代の女性会社員Kさんもやよい軒のヘビーユーザー。お気に入りは、冬の限定メニューだ。

「やよい軒は、毎年冬になると数種類の“鍋定食”のメニューが登場します。寒い冬に鍋を食べたいと思っても、1人で食べられる鍋ってあんまりないんですよね。そういう時は、必ずやよい軒で鍋メニューを食べます。1人前の鍋を提供してくれるのは本当にありがたいです」

 さらに、やよい軒は、お冷だけでなく、温かいお茶も飲み放題だ。

「ご飯のおかわりと同じように、セルフサービスでお茶を汲むんですよ。店員さんを呼び止めて何度もお茶を入れてもらうのは気が引けてしまいますが、セルフなので何杯でも飲めてしまうのがうれしい。寒い冬は、やよい軒の鍋とお茶で体を温めています」(同前)

 これから冬が近づいてくるが、やよい軒の“鍋定食”を楽しみにしている人も少なくないかもしれない。