オリックス “霜降り特需”に乗れるか

霜降り明星のせいや(左)と粗品

 オリックスが「M―1グランプリ2018」を制した漫才コンビ、霜降り明星とのコラボに手ぐすね引いている。霜降り明星は2年連続でオリックスのファンフェスタの司会に抜てきされ、M―1決勝の1週間前に行われた「Bsファンフェスタ2018」では選手から多くの励ましの言葉をもらい、大型ビジョンでも「決勝 頑張ってください」とメッセージまで映し出された。優勝が決まると球団の公式ツイッターや選手が祝福し、ボケ担当せいやも選手から贈られた寄せ書きを手に感謝のコメントを寄せている。

 オリックスにとっても文字通りの“明るい星”だ。球団のイベント担当者も「うちにとってゲンがいい。これを機会に接点を持っていきたい。オリックス芸人になってもらいたい」と色めき立っている。オリックスファンの芸能人といえば、たむらけんじや岡田圭右くらい。もっともコアなファンは岡田だが、本人のポリシーで選手との交流を控え、球場へもお忍びで来るなど目立ったオリックス“推し”はない。

 そこに若手漫才師の頂点に立った霜降り明星の2人が加われば、これ以上のアピールはなく、球団ではさっそくコラボのプランに思いをめぐらせる。「オリックスで、おめでとうのセレモニー的なものをやりたいとは思っています。お忙しいとは思いますけど、あまり時間を空けたくないですね」と、オープン戦などの試合前に祝福の時間を設けたい考えだ。さらに「ゆくゆくは『アメトーーク!』でオリックス芸人をやってもらえたら」と長年の夢実現に近づくとも見ている。

 今オフのオリックスは主力の流出や補強失敗で暗い話題ばかりだった。うまく“霜降り特需”に乗ることができるか。

ジャンルで探す